『ちゃんと話すための敬語の本』,橋本治
ちくま新書から新しいラインが出た。
ちくまプリマー新書という中学生、高校生を対象にした新書だ。
成人向けの動きのある話題に比べ、普遍性の高い内容を発刊することを心がけているようだ。
コンセプトとしては、今では少なくなってしまった近所のおばちゃん、おっちゃんが中高生に
人生の基本的なことをとくというもののようだ。
もっと、デザイン〈表紙装丁〉にイラストを入れてみるとかしてみると、中高生に受けそうな気がしないでもないが、筑摩書房がとった、このように大人を意識したデザインのほうが正攻法なのかもしれない。
中高生で本を読むようなやつはませがきだ。
大人と自分を区別されるのを嫌うやつもいる。
そんなことを意識したのかもしれない。
講談社の装丁デザイン変更ほど革新的なにおいはしないが、どうなるか、今後が気になる新書ではある。
今後もその分野の一流の著者による書物が刊行されるようだ。
さて、この本についてである。
中高生向けといっても、普遍的トピックをあつかうと、出版社側も言うだけあって
なかなか面白い。
敬語というもの、そのものを捉えなおし、なぜ敬語が必要なのかということを考えさせてくれる。
本の内容をひとことでいうと
敬語は人と人の距離感を支えるもの。
だから、敬語というものは円滑なコミュニケーション、人間関係では必要になる。
なぜ敬語が生まれたか?
どのように発展してきたかを一緒に考えてみよう!
という感じだ。
バスの中で。
通勤電車の中ですぐに読めてためになる本である。
ちくま新書から新しいラインが出た。
ちくまプリマー新書という中学生、高校生を対象にした新書だ。
成人向けの動きのある話題に比べ、普遍性の高い内容を発刊することを心がけているようだ。
コンセプトとしては、今では少なくなってしまった近所のおばちゃん、おっちゃんが中高生に
人生の基本的なことをとくというもののようだ。
もっと、デザイン〈表紙装丁〉にイラストを入れてみるとかしてみると、中高生に受けそうな気がしないでもないが、筑摩書房がとった、このように大人を意識したデザインのほうが正攻法なのかもしれない。
中高生で本を読むようなやつはませがきだ。
大人と自分を区別されるのを嫌うやつもいる。
そんなことを意識したのかもしれない。
講談社の装丁デザイン変更ほど革新的なにおいはしないが、どうなるか、今後が気になる新書ではある。
今後もその分野の一流の著者による書物が刊行されるようだ。
さて、この本についてである。
中高生向けといっても、普遍的トピックをあつかうと、出版社側も言うだけあって
なかなか面白い。
敬語というもの、そのものを捉えなおし、なぜ敬語が必要なのかということを考えさせてくれる。
本の内容をひとことでいうと
敬語は人と人の距離感を支えるもの。
だから、敬語というものは円滑なコミュニケーション、人間関係では必要になる。
なぜ敬語が生まれたか?
どのように発展してきたかを一緒に考えてみよう!
という感じだ。
バスの中で。
通勤電車の中ですぐに読めてためになる本である。