本田宗一郎の哲学―人生は「得手に帆あげて」生きよPHP研究所このアイテムの詳細を見る |
「偉大なる俗物」といえば誰のことを想像するだろうか?
この『本田宗一郎の哲学』という本では、HONDAの創業者である本田宗一郎氏をこう呼んでいる。
本田氏はこの本の表紙でも、「人生は『得手に帆をあげて』生きよ」と述べているように自分の人生で得意なことをひたすらして生きてきた。会社の経営者でありながら、経営のコアな部分には携わらず相棒の藤沢武雄氏に任せ自分は大好きな技術開発に没頭。
そして、この本で「芸者と遊ぶために仕事をした」「遊郭は人間修行の道場」と本田氏の言葉があるように、本田氏はものすごく仕事もしたが、ものすごく女遊びも激しかったようである。
「偉大なる俗物」
なんだか、僕自身もこんな人間て言われたいとほのかに思ってしまうキャッチフレーズだ。
理由はあえて深くは触れない。
ps.
この本は僕の父が会社で買ったものをもらったものだ。
普通に読書をすると触れ合わないような本だけに面白い本だった。