本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

打ち倒すものは強いが,起き上がるものはもっと強い。:松山情報発見庫#265

2005-08-28 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
タイトルの言葉は、資生堂学園 資生堂美容技術専門学校校長の永嶋久子氏の言葉だ。
彼女は、とらばーゆ2005.8.17-824合併号の「なぜ仕事するの?」でこの言葉を上げている。

彼女は、仕事は楽なものじゃないし、何度もつらいこともあったという。
それでも、頑張れてこれたのは、自分と一緒に働くメンバーが自分を頼ってくれたこと、若いときの仕事の意味を知る経験があったからだという。
これは、当時、ある高級デパートで美容アドバイザーとして化粧品の販売員をしていたとき、ある貧しそうな女性が口紅を欲しそうに見ていた。
永嶋氏は、手が空いたので「試しにつけてみますか?」と彼女にいう。
すると彼女は「今日はお金がないから」というが、
やさしくつけてあげると見違えるようにきれいになったという。
その時は、「必ず買いに来るから」といって店を出て行った彼女。
1ヶ月後、彼女は20香港ドルを握り締めてやってきたという。
そして、彼女は何度も、何度もお礼をいいながら去っていったという。

この経験から、永嶋氏は自分の仕事に誇りを持ち、
「私が思っている以上に自分の仕事には価値がある」と思い
仕事にこれまで以上に熱心に取り組めるようになったという。
この号のとらばーゆの特集は「30歳までにやっておきたいこと」という特集だった。
趣旨としては、20代のうちは自分が将来つきたいと思える分野を考えながら、そのスキルも身につけよう。そして30代からはそれを実践で使えるようにしようといったようなもの。
いつでも、自分にかされた仕事には全力で取り組みたいそう思ったとらばーゆだった。
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