本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

権力とルール。:松山情報発見庫#253

2005-08-16 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『魂の労働-ネオリベラリズムの権力論』,渋谷望
著者は冒頭で、この本の目的を「新しい権力ゲームの本質を見極めることである」という風に述べている。
これは、フーコーの何が正しく、正しくないかは「権力が真理を構成する」ということを今われわれの労働意識を形作る規範について述べた表現である。

今、働くということで自己実現を成し遂げることが、至上命題のように語られているが、それがなぜ起こったのか?
それは、経済成長が著しい時代には、消費の主体であった国民が、次第に自己実現の主体へと変化する必然があったことから生じているという。
労働と、社会参加活動の境界があいまいになり、それまでは、消費をするための労働としても存在可能であった労働というものが、それだけでは立ち行かなくなった。
労働にも、自己実現という要素が加わることで、労働への垣根が高くなった。

単純労働が機械化でなくなったことで、それまで単純労働に携わっていた底辺の人々の職が奪われ、より底辺に押しやられた・・・
などなど、この本は、現代思想の系譜をたどることでいま繰り広げられている労働に関する問題を分析しようとするものだ。
専門書ということもあって、その理解は容易ではないが、今私たちが当然のように抱いている思いというものが、実は政治による介入を経て構成されていたという視点を発見でき、たいへん興味深い。
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営業・プレゼンを鍛える雑誌!:松山情報発見庫#252

2005-08-15 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
PRESIDENT,2005,8.1号「実証 話し方」
今回、取り上げるPRESIDENTでは、いろいろな著名な方へのインタビューにより、効果的な「話し方」をプレゼン、営業、日常的な会話などシーン別に解説してくれている。
まず大雑把に得られたポイントは、
①人前で話すときは、自分の知らないことではなく、自分が日ごろから考えていることを話すべし!
②自分が話したいことよりも、相手の反応を見ながら、相手の共感の得られる話をしよう!
③自分の情報を持とう!
いろんな情報があるが、自分なりに咀嚼した上でストックしていこう!
④営業の際は、論理的に説明しようとするより、これまでの具体的な事例、効果で話をしよう!
⑤商品を買った後にどんなドラマが繰り広げられるかを語ろう!
といった感じ。

----------------

また、「心理学者が解明!『得する言い回し』7つの法則」といった企画も面白い。
これは、相手の心を動かす話をする際のテクニックで、
①特定化
「あなただけにお教えします」といたようにお得感を与える話し方をする。
②同調ダンス
「おっしゃるとおりですね!」ともいいつつ、ジェスチャーなどもひそかに同じ動きもしてみる!
③自己説得
「君は、どう思う?」と聞くことで、相手に説得したい内容を答えさせ、自分で無意識に説得させるように仕向ける。
④フット・イン・ザ・ドア
「話を聞いていただくで結構ですから」というように、誰も断らないような提案に答えてもらい、その後に本題を聞いてもらう。
⑤ドア・イン・ザ・フェイス
まず、無理難題を頼み、それを断らせることで、申し訳ない気持ちを生み、次に簡単なことに答えてもらう。
⑥ロー・ボール・テクニック
まず、簡単な要求に答えてもらい、その要求を難しい要求に切り替え、その一回承認したという思いを利用する。
⑦クライマックス方法
「ここから本題ですが」といったように、最もいいたいことを最後に持ってきて興味を持ってもらう。
といった感じだ。


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楽しくアルバイト♪:松山情報発見庫#251

2005-08-14 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
13日の夜から、15日の朝まで香川県の実家に戻ってきている。
姉が、母がもっと輝ける仕事をしたいというオーラを発していた。
というわけで、高松エリアでは発行されているという(愛媛エリアでは未発行!タウンワークを町にゲットしに行った!

さすがに、リクルートが発行している求人情報誌というだけあって、他の求人情報誌とはクオリティーが違う!
一般的に、求人情報誌は、
-月給
-日給
-年齢/休日
-時間
が単調に、モノクロで掲載されている!
だが、このタウンワークには加えてカラーで生き生きした社員が、仕事の魅力、内容、誘い文句!どういう成長ができるか!
などなどを熱く語ってくれている!!

「楽しく働けそう!」
そんな気持ちにさせてくれる内容だ!
母が、姉がもっともっと幸せに働ける、自分にもっと自身を盛って好きなことを楽しくできるようなことに多少でも役立ってくれればと思う。
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続・集中講義antiquaryと扇動者:松山情報発見庫#250

2005-08-13 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『マンガ 中国入門』,ジョージ秋山
先日のブログでも取り上げたが、8月の最初に京都大学の川島 昭夫先生によるAntiquarianism(「古物趣」「尚古癖」)についての授業を受けた。
Antiquarianismとは、遺跡,遺物,碑文などの具体的な証跡を通して過去への接近を図り、失われた過去の回復と再現をこころみる歴史研究の一分野である。このAntiquarianismは、その名称からも推察されるように、同時代のアカデミズムによる承認を受けず、常にアマチュア的なものとみなされていたが、むしろそれゆえに、学問的規範や伝統の制約を受けないAntiquarianの活動には、彼らの過去を志向する心理的背景がストレートに反映されていると言える。
といった考え方のことだ。

ここでうむうむと思わないだろうか。
今回取り上げる本。それからゴーマニズム宣言、そしてその対極の思想に属するかたがたによる書物、論考もこのAntiquarianismといえる性格のものといえるのではないかということ。
上の説明の中で、アカデミズムとは承認されなかったが、時代の心理的背景を示しているという部分がある。
あえて、この『中国入門』という内容は詳述しないが、おそらく文脈からどのような内容の本か察していただけるだろう。
時代の気分がこの本の内容のようなものとは一概に言えないだろうが、あまり好ましい状況に日中関係にないことを悟らされる内容だ。

この手の扇動的な内容の本、論考に出合うといつも頭の中に、明治時代に東京大学にて教鞭を振るっていた主戦7博士(東大七博士)というような言葉が頭の中をよぎる。
この言葉がどういった内容を含むかも文脈にて判断していただければと思う。
8月のこと時期だけに政治的なトピックには敏感にならざるを得ない。

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鉄砲トーク術!:松山情報発見庫#249

2005-08-12 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『一瞬で信じこませる話術 コールドリーディング』,石井裕之
この本では、一言でいえば、相手との信頼関係を築き、よい人間関係を構築する方法をコールドリーディングという手法を通じて紹介する本だ。
コールドリーディングとは、
「まったく準備なしで、初対面の人を占うこと」
「人の心をその場で占うこと」
つまり占い師のようなことをする力ということだ。

この手法一読してみることで気づくことだが、要するに、別に占い師、およびこのコールドリーディングは施術者側から占っているわけではなく、相手の中に沈殿している思いをいわばカウンセリング的な聞き方(傾聴)によって引き出しているということである。
コールディリーディングがいわば傾聴と異なりそうな点が、広く一般的に当てはまる話題、二律背反する性格特性、などに関する質問をそれと悟られない形で相手に振りかけていくことで、相手から話を引き出し、その上に、プラスの評価を加味していくことで相手にそうあってほしいという将来像をともに作り出すということだろうか。

当たり障りのなさそうなことでも、そのリーダーにより当てられたという経験が相手のと間に、信頼関係を築き、より多くの情報を語ろうという気持ちにさせる。
その方法がシンプルだが、深く語られている本だ。
一度読んでわかってしまうという内容というより、何度も読み返すことでその内容、手法を理解していくというコールドリーディング基礎マニュアルだ!!
面接に、プレゼンに、恋愛に、いろいろ応用が利くように書かれている本なのでぜひ一度試してほしい。
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学問と働くということ。:豆えっせい♪#11

2005-08-11 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
先日まで西洋史特講座という集中講義を大学で受けていた。
講義の内容はまた後日報告すると言うことにして、その中で考えたこと。

最近は就職活動が終わってリクルートで内定者アルバイトがあったり、サークルケイでアルバイトがあったり働くということについて考えることが多かった。
今回久しぶりに大学という空間に置いて授業を受けて思ったのが、
働くということは、人生において生きるということそのものを支え、鍛えていく行為であるのに対して、学問を大学でするということは、考えるという力そのものを鍛え、より良く生きるための知恵を養うためなんだなということ。

残り少ない学生生活充実させていきたいものだ。
今日は特別な日ということで手短に。
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今週のお仕事カタログ。Parat2:松山情報発見庫#248

2005-08-10 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
今回取り上げるとらばーゆ2005.8.10では、前回の企画とはまったく対照的な特集が組まれている。「フリーターから正社員になった、私たちのきっかけ」
このアクロバティックさが、きっと多様な働き方ということを提唱するリクルートのメッセージなのだろう。

今回の特集から感じられるのは、アルバイト(フリーター)の段階でも、「自分に向いている仕事はなんだろう」と考えながら、全力で今目の前にある仕事に全力投球することで結果として、正社員という形態に落ち着いたというカタチがあるということ。
また、結果として正社員という形に落ち着く人は、スキルアップ、成長ということもさることながら、責任ある仕事を手がけることで、その道のプロとして活躍したいという想いが強いのではないかということ。

---------------

今回の「なぜ仕事するの?」では、なんとあの浅田美代子氏のメッセージが掲載されている。
彼女はい仕事する時の心がまえとして、
仕事は生活を成り立たせるための基盤。
一つ一つの出会いがよい仕事につながっていく、だからどんな仕事でも自分のできることを肯定的にとらえ丁寧にこなしていくことが大切。
良い仕事に結びつく、いい出会いの秘訣は、
「カッコつけないことかな。構えていると、相手もそう来ますから、素にならないと、まあ、私の場合、カッコつけられないんですけどね(笑)」という。

我以外皆師。

そんな気分にさせられる今日この頃だ。

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今週のおしごとカタログ。Part1:松山情報発見庫#247

2005-08-09 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
今回取り上げるとらばーゆ2005.8.03では、「自分で選んだ、私らしい働き方」ということが特集されている。
この特集から感じとられたのは、収入よりも、自分の好きな仕事をしたいという今の若者に特徴的な部分である。
要するにこの企画では、「必ずしも最初から正社員で働く必要があるわけではない。」というメッセージを伝えようとしているように感じる。
今回特集されている6名の女性はそれぞれ正社員という立場から、派遣、アルバイト、フリーとという生き方に転換することで、自己研鑽を積んでいる。
キャリアアップとして様々な考え方があるのだということを考えさせられる。

今回取り上げられている正社員以外の働き方とその特徴として、
①派遣
ア.様々な仕事を経験できる。
→色々なことを経験することで成長が望める。
イ.本当に打ち込める仕事が見つかるまでのお試し的な働き方。
ウ.給料、勤務時間などを自分の好みで選べる。
②アルバイト
ア.正社員でなくても、好きなことに携わって働きたい。
イ.お金を得るという目的以外にかなえたい夢がある。
ウ.正社員になる前のステップとして
③フリー
-いい方を変えれば起業ということにもなる。
好きな仕事を好きな時に使用という生き方
以前少し取り上げたインディペンデント・コントラクター(IC=独立業務請負人)という働き方にも似ている。

------------------
今回の「なぜ仕事するの?」では歌手でセラピストでもあるEPOさんメッセージが掲載されている。
彼女は昔は、自分のやりたいことと周囲からも止められていることとの間ギャップを感じながら、仕事をしていたという。
そのため、楽しみより、苦しみが多くを占める働き方であったという。
しかし、32歳に独立し自分で芸能事務所を立ち上げてから、考え方が変わってきたという。
老人ホームなどでのコンサートなどを開くようになり、人間関係に関するカウンセリングも自ら手がけるようになったという。
「そこにいる人が聴きたい曲を歌います。皆さんがニコニコしながら一生懸命聞いてくれる。そう言うシンプルなことが、私の糧になり、ヒットチャートに上っていた時より精神的にも暮らしはかなり楽になりました。自分が楽しんでやれる仕事と、生活の糧というのは両立するんですね。」
「自分を変えたいと思ってカウンセリングに入らした方が、既成概念の呪縛から抜け出して大きな深呼吸を味わう姿を見ると、人の心の力を感じ、感動します。それはコンサートで音楽を楽しみ、喜んでくださる人たちの表情を目の当たりにした時も同じ。その喜びが、自分をこの世に生まれて意味を押せてくれるから、仕事をしているのだと思います。」
これが今の彼女のメッセージだ。

ps.

卒業論文のために、フランス語学習を文献集め、読解をそろそろエンジンかけなければならない!
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キャリアの学校!:松山情報発見庫#246

2005-08-08 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
キャリアの学校とは、実際は8月1日付の日経新聞で全面広告でも掲載されていた学生に働くということを実際に働いている方から直接きいてみようという趣旨のイベントで、リクルートが毎年主催しているイベントだ。

この新聞広告では、
「現役社員が先生です。仕事の『ホントウの楽しさ』を伝えます。
 仕事には想像しただけではわからない喜びや感動があるものです。仕事の達成感を味わうには、達成までの道のりがあり、それを生み出すための苦悩や努力や工夫があります。私たちは社会に出る前の若者に、そんな当たり前の真実をしっかり伝えていきたいと思いました。それがきっと仕事の持つ『ホントウの楽しさ』を伝えることになるはずだから。」
というキャッチコピーがある。

リクルートという会社が今伸びているのは、きっとここに隠されている若者の就職に関わるネガティブな現状を打破したいというリクルートトップの秘めた想いを無我夢中にかなえようとするガッツあふれる営業マンによって支えられているのだろう。少し胸が熱くなる。

さて、今回の就職ジャーナルは合併号ということもあって、いつも以上に内容が充実している。
基本的には、4回生でまだ就職活動を頑張っている学生を元気付けようという趣旨の企画が盛りだくさんだ。
「もう少し就職活動を頑張ってみよう!」
そんな気持ちにきっとなる内容だ。
それこそ、働くことで自己実現をしたいという若者の心理を良く理解した内容で、実際に働く社員の方が仕事の楽しさを熱く語っているという感じの内容だ。
今回の企画が特徴的なのは、一般の企業で働く人だけではんく、芸能人をはじめとした有名人の就業観も多く取り上げられているということだ。
波田陽区、辺見えみり、篠原涼子、MEGUMI、石田衣良など今を輝く人がどう仕事に向き合っているかというのはなかなかおもしろい。

中でも、最初に掲載されている山本寛斉氏のインタビューは秀逸だ。
氏は、このインタビューを通して伝えたい事として
「『夢を持ち、夢に向かって果敢に挑んでいこう』(中略)
 ただ、その向かい方、エネルギーはハンパであってはならない。世界レベルで成功されている方々は、夢も希望も明確ですから、そのエネルギー、そしてこだわりはものすごい。もちろん努力も人一倍しますし、『欲しがり方』の度合いも圧倒的に違いますよ。(中略)
 信念、執念、身体ごと等々でガーンと行かないと絶対無理。逆に言えば、心から欲して、努力して、ぶつかっていくことこそが、大切ということです。」
という。

最近、とくにパワーがもっと欲しいと思う府抜け野郎の僕としては熱くなる言葉だ!!
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天職は呼んでいる!:松山情報発見庫#245

2005-08-07 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『人生を変える言葉 ありがとう』,野坂礼子
「ありがとうございます」
ということによって、運を良くする。
運を良くすることで、幸せになる。
いや、幸せと感じている人は自分のことを運が良いと感じている。
だから、運が良くなるにはどうすればいいかということを筆者が長年に研究の結果達した結論が「ありがとうございます」という言葉を日々唱え続けるという方法だ。

スピリチャル系。新興宗教的なにおい。
一部の人にとっては、そういった意図が感じられてしまう本であることは否めないかもしれないが、脳科学でも証明されている「脳は実際に起こっている事と、脳内でイメージしていることが区別できないということ」という特徴を駆使して自己変革をするという方法を説いているのが本書だ。

「ありがとうございます」
というのが、なぜ、私たちにとって良い影響をもたらすのか?
ひとことで言えば、脳内のシナプスが刺激によって連鎖していくように、社会的に、人と人が、出来事と出来事の縁がつながっていくから。
いい方を変えれば、天職を得られるからだ。
英語で天職は、Calling,Vocationという。
これは共に、呼ばれるほうに導かれて、仕事をして入るような常態という意味が内包されている。

「ありがとうございます」という言葉には、筆者によると、
「神様を信頼しているので、必要なものは与えられている」
「絶対(神)から現れた無限に無限に輝いたものが、現実にこの世まで物質化して現れて、それが完璧な姿をとって、またそれが現れては(神なる)中心に戻っていく」(129ページより)
という意味があるという。
こうした意味を含んだ言葉を繰り返すことで、実際そういった状態に潜在意識が自分を導いていく。
結果、天命に導かれた生き方をすることとなる。
天命とは、天から与えられた使命。
つまりは、点が我々人間に与えてくださった仕事ということになる。

つまり、この本では結果として天職を発見し幸せに生きる方法を説いているということになる。
一見スピリチャルな風貌のこの本の結論が意外に労働ということに行きつくということは大変興味深い。
やはり、資本主義うんぬんという以前に、ひとは生まれながらにして働くということを楽しむべき存在としてプログラムされているのだろう。


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ぷち観光記:松山情報発見庫#244

2005-08-06 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
実は、就職後の社会での基本的なマナーを身につけるわことを目的に今週はYESプログラムなる講座を能力開発システム研究所なる会社の講師の指導のもと受けている。

その内容はまたの機会に触れるにして、その会場が愛媛県は西条市なのだが、昨日の帰りは、後輩が、バスに乗り遅れて、自家用車で来ていた。
その後輩が帰りにどこかに遊びに行かないかとのことで誘ってくれたので、帰りに西条で有名な「うちぬき」なる湧き水(あのアサヒビールの工場もこの西条にある!!)と、今治の焼き鳥を堪能する旅に出た!

いやあ!!
これが両方思っていた何倍も感動が大きかった!!
まずうちぬき
飲めるとのことなので飲んでみた・・・
まあ、わかりやすく湧き水だ。
それが冷たくてとても、おいしかった!!
熱い中、研修の後の疲れも吹っ飛んだ感じだ!!

次は、今治に場所を移し、焼き鳥に舌鼓!
以前何か全国のテレビで今治が焼き鳥日本一と知ってから一度は行って見たいと思っていた。
五味鳥というおそらく今治の老舗にいった。
頼んですぐに、あっつい鉄板でささっと鶏肉を焼き上げ、それをかっくらう!!
詩化も値段も安い!!
詳しくは、お店の名前をクリックしたじゃらんネットをご参照のこと。

基本、活動範囲の狭い日々を送っているだけにいい経験をさせてくれた後輩に感謝だ!!

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幸せなお買い物。:松山情報発見庫#243

2005-08-05 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『失礼ながら、そのお売り方では、モノは売れません』,林文子

営業のお仕事は本来は幸せなはずであるショッピングという行為を幸せに実現できるようにサポートする仕事だ。
そう力説するのは、ダイエーの新しいCEO(最高経営責任者)でもあるパワフルウーマン林文子氏だ。

彼女は、営業で成功するには、お客様を「幸せ」にするお手伝いをさせていただくために「愛」を持ち熱いハートで工夫をし続けることが大切だという。
また、できる営業の三要素として、
①人が好きなこと(人に関心を持つこと)
-お客様個人のよい所を見つけて、ほめる。
会話の種になる。
②勇気を持つ。
-ノルマなどに対しへこたれるのではなく、勇気を持ってチャレンジしていく姿勢を持つべきだということ。
③積極性をもってお客様にサービスをする心がけを。

営業には、他には、カウンセリング的な要素も大切だという。
それは、お客様の話しをよく聞き、欲求、要求の所在を聞き採り、それに対して提案をしていくということだ。
人の話しをよく聞き、サービスをする。
別に営業に限った事ではなく、人生の他の部分多くでも応用できそうなポイントだ。

ps.
それにしても、サークルケイのアルバイトが楽しい。
ひとことの工夫で商品とお客様の接点が生まれたり、人にありがとうといいそれがダイレクトに返ってくる。
フジの人事の方が言われていた小売業の醍醐味をもろ感じる日々だ。
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逞しき自己実現。:松山情報発見庫#242

2005-08-04 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
マズローの欲求階層理論では、人間は、生理的欲求,安全の欲求,親和の欲求,自我の欲求,自己実現の欲求というような欲求をそれぞれ満たすと、ピラミッド型のそれを上っていくように上へ上へと新しい欲求を満たそうと力を発揮していこうとするという。
8月1日付の日経新聞で心強い気分にさせられる記事が載っていた。
まずは、戦後60年を振り返る記事でくらしと社会の両面から戦後60年の時代の特徴を掘り下げていこうというものだ。

その中で、団塊の世代の方々が働く様子を「企業戦士」といつものごとく称し、「終身雇用や年功序列賃金を疑うことなく『モーレツ』に働いた」と書いている。
うむ!
なにもかもマズローの理論に当てはまればいいというわけではないが、おそらくこれは、マズローの理論でいえば、おそらく安全の欲求、親和の欲求という段階なのだろう。
ところが、今は、同じ日の日経新聞に、
「第2新卒女性転職加速へ」というタイトルで、
ここ数十年間で企業がリストラなどを進行させていく中で、自己啓発、能力主義を説いた事がきっかけとなり、キャリア構築を個人に課したために第2新卒の女性の中で転職が活発化していると述べている。
この女性たちに共通するのが、ネガティブな理由というよりも、「高度な仕事を求めて常にキャリアアップ」を考えていることだという。
まさに、自我の欲求から、自己実現へと時代の欲求回想が上って言っているという証ではないだろうか?

時代の若者論とは逆行するようだが、同考えても今の若者のほうが、それまでよりも良い方向に向けて動いていっているとしか思えない。

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がむしゃらいずむAs you are...:松山情報発見庫#241

2005-08-03 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
柏木斉氏この人が誰だかわかる人はおそらくかなり少数な気がする。
実は、リクルートの社長の名前だ。
僕自身も、先日の日経新聞の回転いすというコーナーで「カウンセリングも必要」よいう柏木氏による投稿記事で始めてからがリクルートの社長だと知った。
彼は、この記事で「学生に情報を提供するだけで済む時代は終わった」「就職活動でちょっとしたつまずきで自信を失い、何をしたいのかがわからなくたってしまう学生が少なくない」「一人でも多くの学生を社会に送り出さないと深刻な人手不足に陥る」と語っている。

またインディペンデントコントラクター協会というインディペンデント・コントラクター(IC=独立業務請負人)という新しい働き方を提唱するNPOのホームページではリクルートのキャッチフレーズであるFOLLOW YOUR HEARTというメッセージについて、
「本当に豊かな世の中というのは、自分の生き方を自分自身で決めることができる世の中だ
と考えています。
そういう思いを込めてリクルートでは"FOLLOW YOUR HEART"
というメッセージを使っています。」
という風に述べている。

今の若者には、カウンセリングももちろんだが、がむしゃらになれるものを見つけることがまず求められているのだろう。
どうすればみつかるのか?
答えをひとことで言うと、ただ同じ年代の友達とつるむだけではなく、いろんな経験を持った大人と、接するということに尽きる気がする。
その辺は、慶應大学早稲田大学などが、就職において強いとされている理由を考えればなんとなくわかる気がする。
卒業生でも、身近いる社会人でもいいいろんな人と意識的に何かを学ぼうと接することで学生時代に没頭できる何かに出会える確立は格段にあがる気がする。

その没頭できるものにあった状態で、リクルートだの、ワイキューブ(競合!!)だののコンサルタントにキャリアカウンセリングなどを受けて、どうすればそのがむしゃら経験を仕事につなげられるかということを考える。
若年者効用の問題を解消するのは理論としてはそれほど難しいことではない気がするが・・・
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がむしゃらいずむJapaneseDream!!:松山情報発見庫#240

2005-08-02 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
がむしゃらの中に夢があってもいい。
生活のためにがむしゃらに働くラットレースの中から夢が見てくれることだってある。
若者が輝くには、脱「目的なき上昇志向」では否定的にとらえたことではあるが、地味でもいいからひたすら生活を、ゆたかにするためにがむしゃらに働く。
ということが必要とされているのではないかと思う。

今回取り上げる「さよなら総中流 分断国家ニッポン 格差エコノミーはこう生き残れ」日経ビジネス2005.7.18を読んで強くそう思った。
飲食、製造などに日本人の若者が集まらない。
そこを穴埋めしているのは、外国人という。
今回の特集の中の一このトピックのタイトルに「新・成り上がり ゲーム感覚の投資・起業」というのがある。
「生活のためにがむしゃらに働くだけの『ラットレース』から抜け出そう-。若者たちの間で今、金持ちになって早くセミリタイヤしたい、という志向が静かに広がり始めている。」(32ページ)

首をここで傾けざるを得ない。
現在投資で成功している方、企業で成功している方は、それにたとえ夢を実現したいという「目的」があったとしても、少なくても、最初は、生活を・・・という目標というかクリアすべき課題があり、それをがむしゃらに働ききった結果今の姿があるということを忘れていないだろうか?
外から見てかっこいい人、仕事にやりがいを覚えて輝いている人もけっしてラクなわけではない。
やはり成功している人というのは、がむしゃらさというか圧倒的なパワーと、タフネスがあるから結果として成功しているのだ。
そこを忘れて夢だけを純粋に追えると考えるのは本末転倒だと思う。

もっと、がむしゃらに突き進みたい。
だんとつのパワーが欲しい!!

今秋の日経ビジネスでは、特集とは別に戦略が優れている危機業として大衆割烹チェーンの大庄が取り上げられている。主に取り上げられているのは、この会社の仕入れシステムのことだが人事システムについて触れられているところが興味深かった。
「正社員比率を6割に上げろ」
これが大庄での愛言葉。
飲食関係では、社員の定着比率が低く(業界平均では、2羽入り程度が正社員というのが一般的)サービスのレベルが低下してしまうということが問題になっている。
そこをこの大庄という会社では、「サクセス研修」という題目で、入社後社会人としての心がまえを独立制度の説明、調理を通じた社会への貢献といったこととともに教わる。
その後は、調理師免許を採る仕組み、栄養学を学べる講座、食文化を考える講座などもあり、社員に飲食という仕事に夢を持たせ社員を奮い立たせるようにしているという。

若者ががむしゃらになれる仕組みづくり。
本気で考えた企業だけが、将来長くにわたって生き残れるのだろう。
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