東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

松本、浅間温泉

2006年03月11日 17時16分58秒 | 国内旅行
土、日
老人と嫁さんは、中央高速方面に旅行することにしました。(厚木より)

腎臓手術でキャンセルした旅行を思い出して、松本、浅間温泉に行こうと思います。相模湖インター経由11時過ぎに松本につきました。

ところがナビのおねーさんがしきりにUターンしろというのです。今日も正気じゃないねと思っていると、浅間じゃなくて、浅野温泉とインプットしていたのでした。

ガソリンスタンドの看板に「サリン」、なになに、なに売ってんの?よく見ると「サリリン」何のことだろう。この松本市で。

昼食はたまたまみつけた花車というパスタの店、あたりでした。        海、山の幸ランチ1,300円

そのお店に車を置いて近所を散策しました。古い民家は黒い枠組みに漆喰仕上げがしてあってかっこいい。その一軒から、かっぷくのいいおばあさん(88才)が押し車を押して出ようとしていました。嫁さんはいつものとおり話しかけます。その家は去年亡くなったご主人(大工さん)が、50年前一人で建てたのだそうです。

あたりは狭い古い道が続いていて、どうそしん(どうして変換しないの)がたくさんあります。道は、見覚えのある開智学校の広場に出ました。近くに移設された洋館は宣教師の旧居です。

川を挟んで中央図書館の立派な建物があります。すこし立ち寄ってみよう。
司書のオネーサンに、松本サリリンいやサリン事件と河野さんの資料をみせてもらう。案に相違して(思ったとおりか)それらのまとめ資料はまったくなくて、数冊の本を色んな棚から探してくれました。

老人が司書だったら、関係する新聞記事を丹念にコピーして、DVDーROMくらいつくって置くけどね。彼女たちほとんどの時間何にもしてない(ような)のだから。

本を少し見ただけだけど、河野さんは自身の名誉毀損の裁判に、一切金銭の要求はしなかったこと、マスコミはなかなか謝罪しなかったこと。特にNHKは、「公共放送だから、国会の決議がないと謝罪できない」など訳の判らんことをいって、半年後やっと謝ったとのことです。

このときの捜査をきちんとやっておけば、地下鉄サリンテロはなかったというのです。

各マスコミは、本来払うべき賠償金を集めて、河野冤罪記念館ぐらい作るべきでしょう。少なくとも図書館は資料の整理ぐらいお願いします。
だれも見ていない平和を考える資料展など、いい加減にやめてください。

松本城、城山公園、アルプス公園などに寄りました。今日は本当に良いお天気です。2つの公園は山の上にあって、とてもいいですよ。あと、城山公園の近くにすごいスケールの家があります。門からのドライブウエーが数百メートルあります。

浅間温泉まで15分、旅館を探していると、先日キャンセルした「みやま荘」がありました。聞くと本日部屋が空いているということ。リニューアルしていてとてもいい部屋でした。10,900円×2人

ゆっくりお風呂に入って、「風とともに去りぬ」を見て寝ました。(明日につづく)