東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

続いて事故のお話

2006年03月15日 10時30分52秒 | 自動車
一年前のことです。

夕刻、信濃町慶応病院に入院している友人のお見舞いに行きました。その帰り、老人のモビは、門を出て左折し、Uターンしようとして一時停車しました。片側2車線道路の左車線です。(現在分離帯ができてUターンできない)

停車した位置の、右、左200メートル位に信号機があり、その間に一台も車がいないのを確認してターンをはじめ、中央線に近づきました。

左の窓から反対車線を見て、大丈夫と思った一瞬でした。
運転席すぐ横に大きな衝撃です。

車を停めて外に出ると、バイクと人が倒れていました。

信号が変わったとたんに飛び出してきたのでしょう。後続車を100㍍近くぶっちぎって。警笛やブレーキ音はまったく聞いていません。

近づいて声をかけました。何回も繰り返しても、返事をしないのです。
人は起き上がらず、目をつぶって横たわっています。
もし死んでしまったらと、老人の心臓は破裂しそうです

血は流れていません。息はしているのでしょうか。
あたりを見回すと幸い?倒れている場所は工事箇所で、2次事故の警戒は要りません。

すぐに数人の若者が駆けつけてきました。「○ッカイの方ですか?」このあたりは○ッカイの本山地区なのです。そうだといったらみんなで援助してくれるのでしょうが。

老人は、携帯電話で119番、そして110番に通報しました。
慶応病院の前の北行き車線ですと、このとき以外に冷静に説明できました。

家内は慶応病院に駆け込んで2,3台居た救急車に声をかけましたが、待ちなさいと言われたようです。5分くらい待って別の救急車が到着、目の前の病院に収容されました。

結論から言うと、怪我の程度は軽く、入院なしで帰宅できました。もう少し早く起き上がってくれると良かったんだけど。老人たちに怪我はありません。肝をとてもいためた(いや、冷やした)けど。

老人の車の真横でなく、後方から斜めにぶつかったのが幸いしたようです。あと1秒いや、0.5秒遅く、運転席の真横だったら、彼のダメージは大きく、老人も無事ではなかったでしょう。あるいは彼をまともに轢いていたらーー恐ろしいことです。 

すぐ近くの四谷警察署で調書をとられました。その間、家内が病院で付き添いです。夜遅く、とりあえず終わりました。

相手は20歳、原付から250に乗り換えた途端で、バイクも新車でした。悪いことに任意保険に入っていないのです。

老人の保険会社の担当者は、偶然高校の後輩で親切に対応してくれました。
しかし、いままで何十年も使ったことのない車両保険を抜いていたのです。相手のバイクは全損で、保険で出ますが、当方モビの修理代72マンエンは自腹ーー高いですね。

保険の負担割合は9:1、バイク、車の場合は大体そうなんだそうです。
警察での調書内容は教えてくれないのですが、その後、呼び出しや、点数などお咎めはありませんでした。多分当方の不注意部分は少なかったようです。

青年の家にお見舞いに行きましたが、うちに帰ってみるといろいろ痛いところが出ているようで結局3ヶ月ぐらい治療にかかりかした。保険会社の後輩は、充分に対応することを約束し、また、老人の修理負担金72,000円は要求しないようにしました。

この程度で終わって本当にありがたいと、感謝した事件でした。 

蛇足 車両保険はやはりつけるべきでしょうか。今回もし車対車だったら5:5となり、当方修理代は先方の保険で出るので、自車保険は不要だったのですが。

                 事故報告続きますよ。