最新の住宅ニュースから

７月木造３階建て建築確認、前年同月比で大幅増

　国土交通省が９月30日発表した、2008年７月の木造３階建て戸建て等住宅の建築確認申請の棟数は2,601棟で、前年同月比で2.53倍だった。このうち防火地域内の棟数は24棟、準防火地域内の棟数は1,728棟で、前年同月比2.96倍だった。

　また、木造３階建て共同住宅については、棟数41棟、戸数341戸で、前年同月比それぞれ57.7％増、48.9％増だった。

　いずれも改正建築基準法施行による影響で、昨年の実績がその前の年に比べ大幅に減少していたことによる反動。


「住まいの結婚相談所」が全国展開

　アーキ・プロジェクトは、施主と工務店をマッチングさせる「住まいの結婚相談所」サービスを全国展開する。

　「住まいの結婚相談所」は、同社が香川県で実施しているサービスで、家を建てたい施主に対して情報提供やアドバイスを行い、要望に応じて建築家や工務店などを引き合わせるもの。「お見合い」１件ごとに施主と工務店から各３万円の手数料と建築契約が成立した場合、紹介手数料として契約金額の５％が入るシステム。これまで100件以上の成約実績があるという。

　同社はノウハウをシステム化し、各県１ヵ所をめどに加盟店を募集していく。加盟費用は、加盟時に保証金、ホームページ作成費用などとして420万円。その後は、契約が成立した場合に報酬額（紹介手数料）の10％を本部に納める。


新築戸建て電化率、2015年度に56％に　富士経済が予測

　富士経済は10月２日、オール電化住宅の市場動向をまとめ、発表した。

　2015年度の新築住宅の電化率は36.3％、戸建て住宅だけに限ると56％まで上がるとの予測を示した。08年度の新築の電化住宅供給戸数は前年度比3.4％増の33.7万戸で、電化率は28.3％、戸建て住宅だけの電化率は48％となる見通し。