火災保険料大幅見直し 損保各社来秋メド 木造は一部値上げも
損害保険各社は来秋をめどに、火災保険の保険料を大幅に見直す。住宅の構造に合わせて5つに分けている保険料の基準を非耐火、耐火、マンションの3つに集約する。保険料の取りすぎ問題の再発を防ぐのが狙い。木造住宅の一部などの保険料は2―3割上がり、鉄骨造りは値下がりする公算が大きく、契約者には不満も残りそうだ。
火災保険の保険料区分を大きく変えるのは約40年ぶり。外壁に新しい素材を使った住宅などが登場すると、どの区分に該当するかがあいまいになる。このため損保各社が本来より高い保険料を受け取る事例が多発。業界全体で見つかった約370億円の取りすぎの8割が火災保険で起きた。今回の見直しで区分を単純化し、契約者にもわかりやすくする。
ハウスジーメン、瑕疵担保責任保険の保険法人に指定
国土交通省は10月15日付けで、瑕疵担保責任保険の引受先となる保険法人としてハウスジーメンを指定した。11月1日から業務を開始する予定。
住友信託銀と積水ハウス、CO2削減量に応じた優遇金利ローンを開発
住友信託銀行と積水ハウスは、積水ハウスが販売するCO2排出量の削減効果が高い戸建て住宅の購入者を対象とした住宅ローンを開発した。
太陽光発電システムや高効率給湯器などの設備機器、建物の断熱仕様などの組み合わせにより、居住時のCO2排出削減効果を算定できる積水ハウス独自の「CO2排出削減ランク評価書」を用いて5段階評価し、ランク毎に設定された住宅ローンの金利優遇幅を適用する。
次世代省エネルギー基準を上回る断熱仕様と高効率給湯器「エコジョーズ」を標準搭載する積水ハウスの標準的な戸建て住宅を「D」ランクとし、省エネタイプのエアコンや蛍光灯などの高効率照明、省エネ便座、太陽光発電システム、燃料電池等を組み合わせることでCO2削減ランクが上がる。
損害保険各社は来秋をめどに、火災保険の保険料を大幅に見直す。住宅の構造に合わせて5つに分けている保険料の基準を非耐火、耐火、マンションの3つに集約する。保険料の取りすぎ問題の再発を防ぐのが狙い。木造住宅の一部などの保険料は2―3割上がり、鉄骨造りは値下がりする公算が大きく、契約者には不満も残りそうだ。
火災保険の保険料区分を大きく変えるのは約40年ぶり。外壁に新しい素材を使った住宅などが登場すると、どの区分に該当するかがあいまいになる。このため損保各社が本来より高い保険料を受け取る事例が多発。業界全体で見つかった約370億円の取りすぎの8割が火災保険で起きた。今回の見直しで区分を単純化し、契約者にもわかりやすくする。
ハウスジーメン、瑕疵担保責任保険の保険法人に指定
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住友信託銀と積水ハウス、CO2削減量に応じた優遇金利ローンを開発
住友信託銀行と積水ハウスは、積水ハウスが販売するCO2排出量の削減効果が高い戸建て住宅の購入者を対象とした住宅ローンを開発した。
太陽光発電システムや高効率給湯器などの設備機器、建物の断熱仕様などの組み合わせにより、居住時のCO2排出削減効果を算定できる積水ハウス独自の「CO2排出削減ランク評価書」を用いて5段階評価し、ランク毎に設定された住宅ローンの金利優遇幅を適用する。
次世代省エネルギー基準を上回る断熱仕様と高効率給湯器「エコジョーズ」を標準搭載する積水ハウスの標準的な戸建て住宅を「D」ランクとし、省エネタイプのエアコンや蛍光灯などの高効率照明、省エネ便座、太陽光発電システム、燃料電池等を組み合わせることでCO2削減ランクが上がる。