血行不良だと傷が治りにくいようで・・・ から続きます
脚立から転落して左足首内側に外傷を負ってから1カ月。
まだ傷はジュクジュクし、周辺の赤みも消えません。
このタイミングで、3年半前に受けた左の股関節置換手術の定期健診があり、整形外科に行ってきました。
いつものようにレントゲンを撮り、診察。
その際に、脚立から転落して打撲と傷ができた、と話したところ、患部を診てくれました。
打撲の内出血の黒みはカカトまで下がってきていて、これはそのうち消えるので問題なし。
骨にひびも入っていないし、問題は傷口。
「壊死があり、これは完治まで2~3カ月かかりますよ」と担当医。
患部の消毒と、薬の塗りなおしをしてくださいました。
薬は「ゲーベンクリーム」で、皮膚科で処方されている同じ物です。
以前、家族に処方されていた薬なので、私にはなじみがあります。
外用感染治療剤 ゲーベンクリーム
薬の量と塗り方を見ていると、私の塗り方と違います。
「たっぷり塗ってください」と皮膚科で言われていたので、手の小指第一関節くらいのサイズの量を、傷を中心にした3センチ四方に広げながら塗っていました。
整形外科医師によると、このクリームは強い薬で、皮膚を溶かすので、正常な皮膚に塗ると溶けてくるのだそうです。
傷口の周辺の皮膚が赤くなっているのは、クリームのせいで皮膚に影響が出ているから、と言われ、大ショック!
よかれ、と思ってわざわざ広い範囲に塗っていたのに…
周辺の皮膚の皮が薄くむけてきているので、むけた箇所には丁寧に塗らないと、と思っていましたが、逆効果だったとは!
綿棒にクリームを取り、傷の部分にだけ塗るといいそうです。
傷がまだジュクジュクしているので、入浴の際は足先を浴槽の外に出して入っていますが、しばらくはそれでお願いします、とのこと。
皮膚科には年末年始の休診の関係で年明け第2週に行く予定でしたので、整形外科医師からアドバイスを受けないでいたら、2週間もたっぷり広範囲にクリームを塗り続けていたかと思うと、ぞっとします。
それを考えると、整形外科の定期診察はラッキーなタイミングでした
この件で思ったのは、副反応を知らないで、皮膚の外用薬だから他の部分の皮膚疾患にも使えるよね?と、あちこちに塗る人がいるかも、ということ。
特に高齢者などは、過去に処方された外用薬を大事に持っていて、後で誤用しがちな気がします。
よく知って使わないと、ですね。
しかし、完治まで2~3カ月とは、だんだん延びていきますね…
股関節の経過診察については、別途リポートします。