ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

信州早生ホップの「サッポロ NIPPON CLASSICAL BITTER」を飲んでみた

2021-07-20 21:48:05 | ワイン&酒

チラシ広告で見かけて気になっていたこちら、ようやく買ってきました。

 

サッポロ NIPPON CLASSICAL BITTER 350ml

 

気になった理由は、好きなサッポロビールだったことと、缶の色(ネイビー系)、そして「信州早生ホップ使用」

 

「信州早生」(しんしゅうわせ)は、大正時代から続く伝統的なホップです。

調べてみると、サッポロビールの前身である大日本麦酒が1910(明治43)年に開発したホップで、今も作付けされている優良品種だとか。

なぜ「信州」という名前?

 

1910年に開発後、長野県農事試験場で試作され、そのときは別の名前だったそうですが、1919年(大正8年)に「信州早生」と改名。

長野県の各地で契約栽培が始まりました。

長野県由来の品種なので、「信州早生」なんですね。

現在は、国産のホップ種として最も多く栽培されている品種だそうです。

これは知らなかった…

 

レモンに似た柑橘系の香りがするアロマ品種で、ビール大手のピルスナー系、IPA、ペールエールによく使われているみたいです。

 

 

飲んでみると、軽くキュッと引き締まった心地よいビター感と、ビール好きを満足させてくれるコクがほどよくあり、おいしい!

ビールらしい伸びやかボディと爽快感、コクのバランスが美しく、これは好きなタイプ

前評判がよかったので期待していましたが、期待を裏切りませんね

ビールの伝統製法である「1回煮沸法」(仕込み釜の麦汁の中でしっかり煮込む製法)を行ない、麦のうまみを引き出しているとのこと。

 

 

 

で、アルコール表示を見ると、5%。

100mlあたりのカロリーは44kcal。

それと同時に目に入ったのが、「リキュール(発泡性)」という文字。

えー?これ、ビールじゃなかったの?!

 

すっかりビールと信じていましたが、新ジャンルでした!

いつも、気になるものは6缶パックで買うことにしているんですが、これはバラでしか棚に残っていなかったので、1本だけ買ってきたため、価格の記憶が抜けていました。

 

昨日紹介した「サッポロビール園サマーピルス」に少し似ていますが、「ニッポン クラシカル ビター」の方が少しビター感が強めかな。

新ジャンルで国産ホップ使用&この味わいは、リピート確実

 

ただし、2021年6月29日に数量限定発売の商品なので、なくならないうちに買いたいと思ってます。

 


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