ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

冬に飲む赤ワインは暖かい日の方がおいしく感じる?

2025-01-21 23:58:33 | ワイン&酒

本日の晩酌はイタリアの赤ワイン

 

"Jorio" Montepulciano d'Abruzzo 2021 UMANI RONCHI(Italy, Abruzzo)

“ヨーリオ”  モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2021 ウマニ・ロンキ

 

昨年の11月にも晩酌ワインとして登場していますが、この冬、2本めのヨーリオ。

前に飲んた時に、ブルゴーニュグラスに注いでおいしかったので、今回もブルゴーニュグラスで。

 

 

飲んでみると、ふっくらとした果実味が濃く、やわらかで、まろやか。

ジューシーな酸も感じられ、とてもおいしい赤ワインです

 

 

年明けに飲んだ赤ワインで紹介していないものがあるのですが、それはワインが固く、閉じていて、そっけない味わいだったんです。

その赤ワインと本日のヨーリオは、生産国もブドウ品種も違いますが、ほかに違う条件ってあるかしら?と考えた時、「気温」

 

年始に赤ワインを飲んだ時は、ワインが冷たすぎて、グラスに入れてしばらく置いても、手のひらでグラスをあたためても、ずっとひやっと冷たいままでした。

部屋にはもちろん暖房を入れていましたが、暖房が追い付かず、ワインも冷んやりのまま飲んでいました。

 

かたや、本日は寒中とは思えないほど気温が高かったので、グラスに注いですぐにワインが空気に触れてほぐれ、やわらかく開いてくれたようです。

 

赤ワインは、真夏よりも涼しくなる秋以降の方がおいしく飲める、という意識がありますが、寒すぎる状況で飲んでもおいしく感じなくなるみたいですね。

ワインサービス時のワインの温度についてはよくいわれますが、飲むときの部屋の温度にも注意を払うといいかも

 

[参考]

モンテプルチアーノ・ダブルッツォを2つのグラスで飲み比べ

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/c00eda696c4055778d6fdcf1f824adda

 


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