久しぶりに奥の細道の旅に出ました。
芭蕉は酒田から北上して象潟に向かいます。
ご隠居は9時28分発とき313号で出発です。11時34分定刻に新潟着でした。
乗り継ぎに少し時間があるので新潟の街を1時間ばかりぶらぶらしました。
新潟駅前のメインストリート。新幹線の終着駅にしては迫力ありませんが現在新駅舎を建設中みたいです。
信濃川を見に萬代橋まで行ってみました。
途中、流作場五差路にレプリカがありました。
歴史ある萬代橋です。ゆうゆうと信濃川が流れていました。
さて12時32分発いなほ5号で秋田県へと向かいましょう。
先頭車両の1号車はグリーン車でお洒落です。もちろん見るだけ。お客は1人でした。
いなほは新潟駅から秋田駅間を約270km走ります。
厳密には新潟駅から新発田駅間(しばた)は白新線を走り、そこから羽越線を走行なります。
羽越線は新津駅から新発田駅に向かいます。
とにかく日本海に沿って走るので抜群の景色のよさです。
こういう景色のよい路線では駅弁を食べながらの旅がいいでしょう。
最近駅弁は値段ばかり高くなって材料もえびだ蟹だ、高級和牛だ、はい1500円なんて感じでちょっと嫌です。
駅構内のコンビニでおにぎり2個におーいお茶で十分だと思うことがあります。
しかしこの「新潟コシヒカリ弁当」は1000円でご飯も美味しくておかずも昔からの伝統の味で良かった。
とか言っているうちに海が見えてきました。
粟島でしょうか。
羽越線に平行して国道7号線が走っています。
次々と海の画面が変わって行きます。
酒田に近づくと鳥海山が見えてきました。晴れているので美しい姿です。山側の景色です。
15時11分やっと象潟駅に到着しました。
自宅を8時に出たので約7時間かかりました。(途中乗り継ぎ時間が1時間ありましたが)
新幹線、在来線の特急だけで普通列車は全く乗っていないのにこれですから日本も広いですね。
象潟駅です。
この写真は撮るのを忘れていて夕方撮影したものです。
いまは象潟はにかほ市になるんですね。鳥海山と芭蕉の町です。海も奇麗です。
秋田から見た鳥海山。
鳥海山の山頂が秋田県か山形県かで争いがあるそうです。
遠くの人にとってはどうでもいいような話です。
駅広場の北側に芭蕉文学碑がありました。
俳聖芭蕉は元禄2年6月16日九十九島八十八潟と称された絶勝の地象潟を訪れて・・・・
と説明文があります。
ねぶの花がまだ咲いていました。
芭蕉が来遊後115年後に大地震で湖底が隆起してその後水田になってしまいました。
それでは300年以上昔は景勝地だった場所を見て回りましょう。
しかし疲れたので次回です。