桜も満開が過ぎて海上を吹く風が暖かくなると潮干狩りのシーズンです。
海があれば潮干狩りが出来るわけではありませんが房総半島では東京湾に面した場所が潮の干満差が大きくて適しているようです。
かつては浦安から木更津にかけて広大な干潟がありましたが現在ではほんの一部で潮干狩りが出来るだけです。
船橋の三番瀬ではかつては埋め立ての話もありましたが中止になり昔のままで残っています。
浦安に用事があったついでに帰りにちょっと寄ってみました。
熊手もレンタルであるようです。
だいたい潮干狩りなんて一生に何回もやらないと思うのでこれで十分でしょうか。
入園料が取られます。430円。この辺が都会の海岸らしい。やたらに海に入って楽しめません。となりのデイズニーランドと同じできちんと切符を買うことになります。
更にはですよ
沢山採って元を取るぞと思っても、持ち帰る貝に対して100gにつき80円払わなくてはいけません。管理されている海なのです。
さらには幾つかの区画になっていて今日は第2の漁場です。
分譲住宅の案内みたいです。
かき氷などはまだちょっと・・・という感じです。
海鮮丼の看板も。前の海でマグロなんかは獲れるわけないからどっから持ってくるのでしょうか。
堤防を越してやっと東京湾が現れました。
1800ha、東京ドーム380個分の広さです。
小学校の頃、幕張海岸に潮干狩りに来たのを思い出します。
国鉄(あの頃はまだJRではない)の幕張駅を降りて14号線を横断するともう海面が光で輝く干潟でのんびりした風景でした。
平日でもぼちぼち人が出ています。
ちょっとした海岸の風景です。
ちょっと沖合には大きな船が航行しているのでかなり深いのでしょう。
浦安方面には大きなマンション群が立ち並びます。
5月のゴールデンウィークごろになると潮の加減も良くなって木更津方面へ本格的に潮干狩を楽しむ人たちで高速道路も混みあいます。
大型連休が終わると列島はもうすぐ夏です。