ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

東海道(掛川宿)

2019年01月22日 | 旅行

寒い日が続いていますがお元気でしょうか。

ご隠居はインフルエンザになりました。医者に予防注射をしたのにどうしてですかねと訊いたら「予防接種しても注意しないと罹るよ」

ただし病状は軽くなるそうで熱も38℃ぐらいだったし節々も痛くなかった。

ついでにパソコンが故障したが風邪をうつすと悪いのですぐに友人に修理を頼めなかった。

更には大学からの友人で若い時奄美大島なんかにも一緒に旅行したA君がすい臓がんで19日に亡くなった。

昨年暮れに見舞いに行った時はレベル5で手術もできないんだと寂しそうだったけれどこれから人生を楽しもうというときに可哀相です。

今年はしょっぱなからいろいろあります。

掛川駅。

とりあえずパソコンも直ったので東海道の続きを始めましょう。

みんなには「お前はいつも能天気だから長生きするよ」と言われているので期待の沿うようにがんばります。

陽も少し傾きかけてきたのでとりあえず掛川城に行きましょう。

舗道もゆったりとってあり気持ちの良い城下町です。

お堀に架けてある橋を渡ればもうお城です。

天守閣が見えてきました。

平成6年に140年ぶりに木造で再建されました。

奥の細道でも廻った白河小峰城や白石城も木造でそれぞれこじんまりしてますが好感が持てます。

長い坂を上って行きます。

同じ写真でもプロだとこのようになる。ご隠居はまだまだ未熟モン。

霧吹き井戸

徳川家康が今川氏真が立てこもる掛川城を攻めました。

この時井戸から立ち込めた霧が城を包み家康の攻撃から城を守ったという伝説があります。

やっと天守閣の入り口に付きました。春は桜が綺麗そうです。

観光協会で販売している絵葉書を買いました。ご隠居のつまらない写真より見ごたえがあります。

桜の咲く頃に来たいですね。

1590年豊臣秀吉が天下をとり、家康を関東に追っ払って旧領には秀吉配下の大名を置きました。

この掛川城には奥さんが全国規模で有名な山内一豊が入りました。

彼はこの後ご存知のように高知県の方に転勤になりました。大名も大変でしたね。

最上階に登ると町並みが良く見えます。

新幹線が走っています。秀吉も家康も一豊もいなくなって400年ぐらい?

48億年の地球の歴史から見ればわずかですが世の中がこんなに変わってしまいます。

現在世の中で認められていなくても100年もたてばすごいことになっているかもしれません。

頑張りましょうね。ご隠居のブログも100年もたつと有名になっているかもしれません。

お城を下ってこれから向かう掛川城御殿が見えています。

市内からの眺めから90度まわすと露出がずいぶん変わってしまいました。

掛川城御殿は二の丸に建てられた江戸時代後期の建物で現存する江戸時代後期の建物で、

京都二条城など全国でも四か所しかないそうです。

ちなみに御殿とは

儀式、公式対面などの藩の公的式典の場、藩主の公邸、藩内の政務をつかさどる役所としての三つの機能を持っていました。

国の重要文化財

今度は御殿からの天守閣。

外に出て少し街を歩きましょう。

この二の丸茶室からの天守閣が定番でどこの旅行雑誌にも載っています。

こんな風景がいいですよね。

大日本報徳社

報徳図書館

二宮尊徳が唱えた報徳の教えを実践して全国に広める報徳運動の拠点です。

また3年に一度の掛川大祭も有名です。

龍尾神社のお神輿の渡御が行われ全国でも類を見ない大獅子の壮麗な舞や大余興が繰り広げられるそうです。

今年がちょうど大祭の年だったそうで残念でした。

 

コメント
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