6月になってしまいました。
暦があと1か月進むと半分終わってしまいますね。自分の人生の進捗状況は如何でしょうか。
日大アメフト部、安倍総理や官僚のうそつき等、庶民はまじめにやっているのに回りがひどいですね。
曲がり家に 残る馬屋の おやこ馬 チャグチャグ馬っこ 晴れの日を待つ
(朝日歌壇 盛岡市 和田庄司さんの作品)
今月9日は盛岡ではチャグチャグ馬っこのお祭りです。
岩手山を望む田園風景は初夏を迎えて気持ちよさそうです。そこに飾り付けた馬が更新します。行ってみたい。
6月は雨が嫌ですが晴れている時を見計らって紫陽花でもみに出かけてみたいですね。
6月はジュンブライド、雨に濡れても愛する2人の結婚式だから何も気にならないでしょうか。
しかしご隠居ぐらいになると葬式ばかりで結婚式の招待状はあまりありません。
でもめげずにがんばりましょう。
さて久しぶりに桐野夏生さんの「路上のX」を読みみました。
桐野さんの本は好きでけっこう読みましたがすぐに忘れてしまいます。それでいいのかもしれません。
次々と新作が出たら読めばいいだけのことですね。
今回は「JKビジネス」が主題です。
「性的搾取以外の何物でもない」「居場所がないゆえに、大人の男のビジネスに吸収せれてしまう少女たちのことが書きたかった」
桐野さんだから相当詳しく執筆するにあたって調査していると思いますので真実に近いのでしょう。
一瞬をついてホテルから逃げる少女。彼女たちはお金がない。学校にもなじめない。仕事もない。
ニュースで見ていた時はちゃらい女の子が小遣い稼ぎに馬鹿なことをやっていると思っていましたとんでもないようです。
桐野さんは
「女だからということでたたかれるなら、アンフェアだと言わなければ。ずっと戦ってきた自負はあります。あれがなければ今の私はない。あの時ごまかしていたら、私はろくな社作品を書いていなかったと思う」
ご隠居も保護司をやっていて居場所のない子供たちを見てきました。
両親が再婚するとどちらの方に引き取られても肩身が狭い。なんとなく友人のうちに入りびたり。
シングルマザーはいいのです。しかしなかには酔っぱらって朝から寝ていてご飯も作ってくれないのでそのまま学校に行く。
お腹を空かせて先生が気の毒で何か食べさせてあげたりする。
切羽詰っていなくてもそれなりに厳しい生活をしている子が沢山います。
結婚するなら生れてくる子供のことを良く考えろ言いたいですがうるせぃと言われてしまいます。
結婚する時は少なくても愛していたんでしょう。
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