ユネスコは21日「富岡製糸場と絹産業遺産群」を世界文化遺産に決定しました。
ご隠居も昔(毎度昔話で申し訳ありません)富岡製糸場には行ったことがあります。
最近のニュースを見ていると富岡の駅も綺麗になり電車も最新型のが走っているみたいですね。
商店街ももたくさんのお土産屋さんがあるみたいです。
東繭倉庫
入り口の上には「明治5年」の額がかかっています。
まだそんなに混んではいませんでした。
あの頃は入場料500円でしたがいまはいくらかな。
明治政府はフランスの貿易商で生糸の検査官だった30歳そこそこのポール・ブリューナーに模範製糸工場の建設を依頼しました。
その時は独身だったのですが一旦フランスに戻り、製糸機械、技術者、医師をなどを雇い入れ自身も結婚して妻と再来日しました。
現在なら莫大なプラント工事を一外国人に依頼した明治政府も太っ腹ですが彼も期待に応えて明治5年10月4日には操業が開始されました。
明治政府は人を見る目があったのとその時代の空気が日本を先進国へとの純粋な気持ちが成功させたのでしょう。
操糸場
製糸工場というと「女工哀史」「野麦峠」など悲しい話が思い浮かびます。
しかし富岡製糸場の工女さん達は旧武士の娘さんなど良家のの出身者が多かったようです。
技術を見につけ地元に帰って長く指導できるように若い女性が多かったようです。
外貨獲得のため「生糸の輸出振興」と「静岡のお茶」が頑張ってくれたおかげで現在の我々の幸せな毎日があるのです。
さて感動するとお腹がすきます。
上信電鉄 下仁田駅
上信電鉄に乗り終点の下仁田で下車。
こんにゃく料理をいただき目もお腹も満足した一日でした。
こんにゃくのフルコース
ご隠居は「富岡製糸場」や横須賀の「戦艦三笠」など日本人が歴史上一番生き生きとしていたんじゃないかと思われる明治時代の遺産群を見るのが好きです。
(司馬遼太郎が好きなのでその影響かな)
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