千葉の長南町の長福寿寺に行ってきました。
このお寺は大きな象の像があってびっくりします。まずはお寺にてお参りをしました。
このお寺は宝くじがよく当たるということで有名です。この裏に回ると社務所があり、過去に当たった宝くじの番号などの控えが並んでいます。ここで宝くじの販売も行われており、みんなこぞって買いに来てます。
しかし、私はそれが目的で来たわけではありません。
ここは、紅花でも有名です。平安時代に長南町にやってきて、その後埼玉の桶川にも広がり、最終的には最上藩の最上川あたりが中心となりました。
今は、長南町は廃れてしまっていますが、近所の人は色々ボランティアに来ており、この花を使って染め物なども作っています。
紅花は原産地が南西アジアや北アフリカです。その後日本にも広まっていきました。
日本では6月から7月に見ごろを迎えるキク科の花で、写真の黄色のほかに白や橙色に染まります。今となってはどこにでも咲いています。
育て方は秋に植えて水をたっぷり与え、肥料もしっかりと与えないといけない花です。
「おもひでぽろぽろ」という1991年に作られた映画を御存知でしょうか。
スタジオジブリの作品で、高畑勲監督の今井美樹さんが主役のタエ子の声優を務めた作品です。
「ザ・ローズ」という劇中歌も素晴らしかったです。
あらすじとしては、主人公が28歳の時に会社の仕事に疲れて山形の親の実家に遊びに行きます。
そこで地元の友人になれて紅花づくりを遊びながら手伝っています。
これが結構楽しい様でしたが、休暇が終わり、東京の家に帰ることになりました。
ところが、電車に少し乗るも、やっぱり実家が恋しくなり東京には戻らず、山形に帰ります。
友達とも仲良くなり、恋人のように暮らしました。ただそれだけの話なのですが、私にとってはとても思い出に残る映画となりました。
紅花を見て、またこの映画を見たいと思いました。
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