高校時代の友人たちの忘年会が亀戸であったので少し自宅を早く出て浅草寺の羽子板市に行ってみました。
本堂の屋根に五重塔の影が映っています。
毎月18日は観音さまの「ご縁日」です。12月は特に「納めの観音」と言って1年の締めくくりとして人気があります。
五重塔
初詣やほうずき市の時に比べるともう一つ熱気みたいなものがありません。
初詣の時みたいにどっと押し寄せて願い事しても観音様も疲れてしまいそうなので年末のすいている時にゆっくりお願いした方がよく聞いてくださるかもしれません。
羽子板市は12月17日から19日まで開催されます。
羽子板で突く「おい羽根」が害虫を食べるトンボに似ているので悪い虫がつかない。またかかたい「豆」の部分から魔滅(まめ)として魔除け、あるいは「まめに暮らせる」などと縁起を担ぎ女の子がうまれると買ったたそうです。
日本の良き伝統ですね。
夜になると人出も多くなり賑やかになりそうですが夕方だったので閑散としていました。
購入する人はまばらなのに写真を撮っている人ばかりが目につき気の毒になったのでご隠居もすぐに写真を止めました。
それではスカイツリーを楽しんでください。
仲見世から
吾妻橋から
アサヒビール本社(ジョッキ)とビールの飛沫と言われている金色のオブジェも夕暮れなので迫力不足です。
松屋の屋上から
そして亀戸に向かいました。
高校の友人たちも年に何回か会ってているのですごく老人になったという感じもしませんが年金、病気の話が多い。
先日NHKで暮れの恒例番組?の大阪ソングを放送していました。
ご隠居はBOROの「大阪で生まれた女」という曲が好きです。独特の節回しがとてもいいです。
踊り疲れたディスコの帰り
これで青春も終わりかなつぶやいて
とい歌詞がいいですね。
皆様の青春も終わったなと思った時はいつですか。
ご隠居の周りでも「わしは死ぬまで青春だ」とわめいている馬鹿な爺さんがいます。いくら元気でも肉体や感性はやはりどうしようもなく退化して口先だけが達者で青春なのです。
ご隠居は35歳で独立開業しましたが、その時今迄みたいに青臭いこと言って威張っているとろくでもないことになるので真摯な態度で仕事しようと思った時が青春が終わったと今になってみると思います。
青春まっただ中にいるとその貴重さが分からなくて無駄に月日を過ごしてしまいます。
若い諸君!前向きな青春時代を送ってくださいね。
おまけ
都営浅草駅に向かう途中、京成津田沼駅に停車していた新京成電鉄の8900系の新デザインの車両。
あまりにも塗装がきれいなので一枚パチリ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます