白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

2005年7月14日 (木)

2018年11月05日 | '04/9~'05/10チームの球跡
※ちょっと不来方高校さんには失礼な投稿になっていますが、そのまま掲載します。私も若かった・・・試合後、白堊スポーツ掲示板に辛辣な書き込みを頂いたことを思い出します。不来方高校さんゴメンナサイ。


「’05夏の県大会 2回戦 7/16 不来方戦 展望」

いよいよ盛岡一高緒戦である。

不来方のネームバリューから「強豪」と見る向きもあるだろうが、スポーツ強豪校であって、けっして「野球強豪校」ではない。それは、過去の歴史からも明らかである。甘く見ていいというつもりはないが、冷静に相手を見る必要があるだろう。

昨秋、今春の不来方の戦績を見ると、盛岡農に3連敗で、その内、2試合は二桁失点である。練習試合等の結果を見ても、盛岡一高>盛岡農の構図が成り立つと考えられ、盛岡一高が不来方の後塵を拝す可能性は極めて低いと言える。

しかし「高校野球に絶対はない」のも真実であり、普段の力であっさり勝てる相手でないことも確かである。

では、成すべきことと、してはいけないことは何か。

盛岡一高先発は緒戦だけにエース藤原だろう。
まず、藤原は、1回の相手攻撃を無得点に抑えなければならない。これは、セオリーだが、無駄な四死球は極力出さないこと。守備のリズムが崩れ、思いがけないピンチを招く要因となるからである。
得点した後のイニングも確実に抑えること。盛岡一高の試合分析では、極端に得点直後の失点が多いからだ。得点で気が緩む傾向が散見され、思わぬところから綻びが生じることがあるので意識して守備につく必要がある。

攻撃陣は、心配はいらないだろう。
多少の調子の波はあるとは思うが、千葉(秀)を含めたジグザグ打線は相手にとっては脅威だろう。走塁面では渡部が出塁して足でかき回したいところ。「足」を意識させる意味でも、他の選手の果敢な走塁も期待したい。(が、暴走と好走は紙一重・・・コーチャーの的確な指示も重要だ!)

あまりにも常識的な話になってしまったが、負ける要素はかなり少ないと思っている。日報が「伝統校盛岡一と不来方の盛岡対決も楽しみ。」と掲載していたが、「楽しみな人には申し訳ないが・・・」が正直な気持ちである。

しかし、高校野球は何が起こるかわからないもの、選手諸君には心して16日の緒戦を迎えてもらいたい!健闘を祈る!がんばれ、一高!

現役、OB、父母一体の応援をするため、一高側スタンドに集結しましょう!!

2005年5月28日 (土)

2018年11月05日 | '04/9~'05/10チームの球跡
「’05.5.28 練習試合 盛岡一高vs釜石南(一高グランド)」

(時間切れのため8回で試合終了)

盛岡一高 41001031 10  藤原、谷地 - 小野寺
釜石南高 00210021  6 

【一高】(三)渡部 (二)小野寺、千葉(亮) 【釜南】2本

【一高先発メンバー(たぶん)】安打10(先発9、他1)
1.渡部⑧3-2 2.小上④2-0 3.袖林⑥4-2 4.藤原①3-0 5.小野寺②4-2 6.橋本⑦4-1 7.宮⑨3-1 8.奥寺③3-0 9.千葉(亮)⑤2-1

【評】
初回、盛岡一は野選で1点先制後、1死満塁の場面で5番小野寺の中越え適時二塁打、相手失策などで3点を追加。2回には1番に打順が上がり気を吐く渡部が二塁走者を向かい入れる大・中越え適時三塁打で1点追加。打者走者渡部一気に本塁を突くも間一髪タッチアウト。しかし、このファイトは大いに買える!
以後5回、袖林の適時安打、終盤には4安打にスクイズも絡め大量得点を奪った。
釜南は制球の定まらない盛岡一投手陣から10四死球を選び、5番打者も4打数4安打4打点(チーム安打5)と一人気を吐いたが守備・走塁の拙さもあって逆転には至らなかった。

今日の攻撃陣は4犠打3盗塁といつもとは違う姿を見せてくれた(笑)。この調子!が、投手陣は素人目にもフォームがバラバラ。。。夏までにシッカリと制球力を磨いて欲しいものです。

2005年5月22日 (日)

2018年11月04日 | '04/9~'05/10チームの球跡
「’05.5.22 練習試合 盛岡一高vs大槌高  (大迫町民球場)」

大槌高校 000091010 11  大澤、谷地 - 小野寺
盛岡一高 000000014  5  日笠 - 前川

【大槌】(三)岩館 (二)越田、佐々木、藤原(優)
【一高】(二)袖林2、藤原(祐) 

【一高先発メンバー】安打8(先発6、他2)
1.橋本⑦5-0 2.三浦⑤4-0 3.袖林⑥4-2 4.藤原③2-0 5.小野寺②3-1 6.渡部⑧4-1 7.宮⑨3-0 8.藤原(祐)4-2 9.大澤①1-0

【評】
0-0で迎えた5回大槌が一気に9点奪取。
この回内野強襲安打とバント内野安打で7番日笠、8番小林が出塁。その後5四死球に1盗塁、1犠打、4長短打を集中して大量得点。
大槌日笠の低めを突く投球に7回まで1安打2併殺と完全に抑え込まれていた一高は8回相手失策で1点返し、9回には疲れの見える日笠を捉え先頭の袖林が二塁打で出塁すると小野寺の三塁強襲適時打、渡部の二遊間安打、藤原(祐)の左翼線適時二塁打、代打内藤の二遊間適時打を集中し4点を返すが失点が大きく敗退。。。

微妙なところだが、実質的エラーは3つほど。5回無死での2走者が痛かった。投手陣は7四死球、大槌の1~5番に11安打を浴びたが、1番岩館、3番越田ともに5-4とは・・・なにかしらの工夫が欲しかったところ。

今日の試合での大槌との差は「内野手の守備力」である。
2併殺が物語るように大槌の三遊間の守備力は立派なものだった。エラーがあるとすぐ守備を交代するなど、その指導が徹底されているように感じられた。とくに5-4の1番岩館遊撃手は攻守ともに好選手である。

2005年5月16日 (月)

2018年11月03日 | '04/9~'05/10チームの球跡
「'05.5.16春季高校野球・代表決定戦 盛岡一高vs盛岡四高」

- 再試合 - 

盛岡一高 002000000 2  藤原、石橋-小野寺  
盛岡四高 00300113X 8  中屋-河野

【一高】(本塁打)奥寺 (二塁打)藤原 
【四高】(本塁打)中屋 (二塁打)佐藤、河野、中屋

【今大会を振り返って】

残念ながら県大会出場ならず・・・本当に残念です。
とても寒い日が続き選手も体調管理はたいへんだったのではないでしょうか?

さて、今大会の一高の印象ですが、昨秋に比べて攻守ともに荒くなっている印象を受けました。内外野手の初動の一歩が遅い、捕球・送球の確実性がない、走塁のミスが目立つ、バントもなかなか決まりませんでした。

昨秋地区予選での平均失点が3.8に比べ今大会は6.8です。
防げる点がいくつかありましたし、取れる点もかなりあったと思います。
走攻守に一段のレベルアップが望まれます。

投手に関しては谷地君、石橋君の成長が心強いです。
夏はエース藤原君一人では体力的に厳しいわけですから、第二、第三の投手の充実が上位進出の鍵となります。ますますの成長を期待します。

さて、打線ですが、確実性の高い袖林君を3番、主将・捕手の重責を担う小野寺君をもう少し下げてみてはどうでしょう?精神的な負担はかなりのものでは?という気がしています。

敗れた中央戦、四高戦を含め5試合全て先制しているのですから、先き攻めを取る→先取点までの構図は出来上がっているのです。
「あとは、慌てずじっくり守りきる!」

素人が勝手なことを言って申し訳ありませんでした。
これからも応援に邁進するつもりです!
スタンドに詰め掛けた応援委員、OB、父母の皆さん、現役生徒、ありとあらゆる一高関係者が皆さんの活躍する姿を思い描き、夏の勝利を願っているはずです!

夏目指してがんばれ一高~~~~!!

2005年5月15日 (日)

2018年11月02日 | '04/9~'05/10チームの球跡
「'05.5.15春季高校野球・代表決定戦 盛岡一高vs盛岡四高」

- 雨天ノーゲーム - 全て参考記録です。

盛岡一高 00004 4  藤原 - 小野寺
盛岡四高 01001 2  中屋、藤澤(源) - 河野

【一高】(三)藤原 (失策)1 (盗塁)0
【四高】(二)大坂 (失策)0 (盗塁)1

【藤原(一高):投手成績】 投球回:5回
(自責点)2 (被安打)6 (四死球)3 (奪三振)4

【一高:打撃成績】安打数:4
1.袖 林 ⑥ 3年 3-1 打点①
2.渡 部 ⑧ 3年 2-0
3.小野寺 ② 3年 2-0
4.藤 原 ① 3年 2-2 
5.橋 本 ⑦ 3年 2-0 
6.小 上 ④ 2年 3-0
7. 宮  ⑨ 3年 2-1 
8.三 浦 ⑤ 3年 2-0 
9.奥 寺 ③ 2年 1-0

【評】
1点を追う盛岡一は5回、一死後7番宮が右前安打で出塁。ここで雨が激しくなる。二死後9番奥寺が死球で二死一、二塁。1番袖林の左前適時打で同点。制球が定まらない四高エース中屋から2番渡部が四球で出塁し二死満塁。3番小野寺、4番藤原、5番橋本が連続押し出し四球で3点追加。
四高は5回、3安打を集中して1点を返し2点差に詰め寄る。

降雨前(4回まで)、一高打線は四高エース中屋に対し3安打6三振と沈黙。カウントを取りに来る1、2球目を見逃しては凡退を繰り返すばかり。積極性が欲しい。唯一4番藤原が速球に力負けすることなくシュアーなバッティングを披露。
エース藤原は三者凡退の無難な立ち上がりだったが、2回一死後突然制球を乱し、3四球で満塁のピンチを招いたが1失点でなんとか切り抜けた。下位打線への四球連発・・・小生には理解不能。。。

四高エース中屋の投球には雨の影響がかなりあったようだ。
4回までの小気味いい投球が嘘のような突然の制球難だった。
雨中の5回裏、藤原の制球が心配されたが2回の乱れはどこ吹く風・・・「あれっ!?」と思うほどストライクが先行していた。。。雨に強いんだが?よぐわがらん一高エースで、はある(笑)。

さー、明日も中屋が出てくるだろう、今日の反省を糧にして県大会出場を勝ち取れ!がんばれ!盛岡一高~~~!!

2005年5月14日 (土)

2018年11月01日 | '04/9~'05/10チームの球跡
「'04.9.12秋季高校野球・第5代表決定戦 盛岡一高vs盛岡四高」

★ これは、小生が「在京疾風会さん」に投稿した昨秋第5代表決定戦の模様です。 是非雪辱を果たしましょう! ★


一高 000011000 2 (藤原-小野寺)
四高 00310000× 4 (中屋-河野)

一高: ヒット5、三振5、四死球3、失策1、盗塁2
四高: ヒット8、三振1、四死球4、失策4、盗塁1

【試合展開】

残念、惜しくも「選抜」への夢、断たれてしまいました。

四高3回裏、2死後四球、ヒット、四球で満塁。4番の走者一掃二塁打で3点。4回裏ヒットのランナー盗塁後サード正面の強いゴロをトンネルで1点。その一高反撃開始!5回表エラーで出たランナー三塁で内野ゴロの間に1点。6回表四球の藤原捕逸の間に一気に二塁へ到達。
5番三浦の内野安打で主将・エースの藤原が強引にホームへ・・「セーフ!!」
応援席一気にヒートアップ!8回2死2、3塁の一打同点の場面で4番小野寺ショートゴロ。
9回2死1、3塁バッター千葉(秀)の時、同点ランナーの橋本果敢に二塁へ盗塁を図るもタッチアウトで万事休す。。。

たいへん残念ですが、今年の盛岡一高の公式戦は終了となってしまいました。
が、いろいろ収穫はあった。

①エース藤原がカーブを覚え、投球の幅が広がった。あとは、2死、無死の時の四球癖を矯正すること。あとは、集中力の養成!
②何度かタイムリーエラーがあったが、守備はかなりいい!特にレフト橋本の守備はすんばらしい!!来年に向けて磨きをかけて欲しい!
③犠牲バントの精度も上がっている。

と、いうことで、一応県内では「公立の雄」と言われている四高や市立とソコソコの試合が出来るチームにはなっているので、追い越すのも時間の問題でしょう!
来年に向けて秋~冬にかけて体を鍛えて欲しいものです。
来春、より逞しいチームになって公式戦に帰って来て欲しい!!
がんばれ!一高~~~~~~!!!

2005年5月14日 (土)

2018年10月31日 | '04/9~'05/10チームの球跡
「'05.5.14春季高校野球・敗者復活戦 3回戦 盛岡一高vs江南義塾」

盛岡一高 011020203 9  谷地 - 小野寺
江南義塾 000100201 4  苗代沢、高橋(優)、太野 - 高橋仁

【一高】(三)渡部 (二)袖林、小野寺、橋本 (失策)2 (盗塁)0
【江南】(失策)6(盗塁)0

【谷地(一高):投手成績】 投球回:9回
(自責点)2 (被安打)7 (四死球)3 (奪三振)2

【一高:打撃成績】安打数:10
1.袖 林 ⑥ 3年 5-1
2.渡 部 ⑧ 3年 4-2 打点①
3.小野寺 ② 3年 4-1 打点①
4.藤 原 ① 3年 5-2 打点②
5.橋 本 ⑦ 3年 3-1 
6.小 上 ④ 2年 4-1
7. 宮  ⑨ 3年 4-1 
H 内 藤 ⑨ 3年 1-0
8.三 浦 ⑤ 3年 3-0 
9.谷 地 ③ 2年 3-1 打点②

【評】
盛岡一は2、3回ともに適失で2点先行。
1点差の5回、四球で出塁の谷地を一塁に置き、2番渡部の中間三塁打、3番小野寺の中間二塁打で2点を追加。
7回、走者一、三塁で4番藤原の二遊間適時打で2点、9回、安打の藤原、小上、四球の三浦が塁上を埋めたところで9番谷地の内野安打、適失などで3点を追加して安全圏に。
江南は7回、8番鎌田の右前適時打、スクイズで2点、9回にも9番斉藤の右前適時打で1点を返し懸命に食い下がるが、適失3が大きく響き戦勢を取り戻すことはできなかった。

昨日完投の藤原に替わり、先発は谷地。
相手打線の非力さもあるが、ゴロアウトが13という数字が物語るように丁寧に低目をつく打たせて取る投球が光った。
打線は大振りが目立ち、走塁にも課題を残したといえる。

四高の投手陣は、エース中屋を始め簡単には打ち崩せないだろう。
コンパクトなバッティングと状況に応じた走塁が望まれる。

2005年5月13日 (金)

2018年10月30日 | '04/9~'05/10チームの球跡
「'05.5.13春季高校野球・敗者復活戦 2回戦 盛岡一高vs盛岡工」

盛岡一高 212111101 10  藤原 - 小野寺
盛岡工業 320001002  8  猿舘、三浦 - 田中、川村

【一高】(二)宮2、奥寺2、小上 (失策)3 (盗塁)1
【盛工】(三)藤原、斉藤、高橋 (二)斉藤 (失策)5(盗塁)1

【藤原(一高):投手成績】 投球回:9回
(自責点)7 (被安打)13 (四死球)2 (奪三振)5

【一高:打撃成績】安打数:17
1.袖 林 ⑥ 3年 4-3 打点:1
2.渡 部 ⑧ 3年 5-0
3.小野寺 ② 3年 3-0
4.藤 原 ① 3年 5-2 打点:1
5.橋 本 ⑦ 3年 3-2 打点:1 
6.小 上 ④ 2年 5-2 打点:1
7. 宮  ⑨ 3年 5-4 打点:3
8.三 浦 ⑤ 3年 5-2 
9.奥 寺 ③ 2年 4-2 打点:1

【評】
3-5で迎えた3回、盛岡一は橋本の三遊間安打、6番小上の左中間適時二塁打、7番宮の中越え適時二塁打とたたみかけ5-5の同点に追いつく。
さらに4回右越え二塁打の奥寺を1番袖林が右中間適時打で迎い入れ逆転に成功。
1回安打4本を浴び劣勢の盛工はその裏、1番藤原、2番斉藤の連続三塁打などで逆転に成功し主導権を握ったかに見えたが、センター返しに徹した盛岡一の攻撃陣に小刻みに加点され、リズムを取り戻した藤原投手の前に終回2点を返すにとどまった。

両チーム合わせて30安打の打撃戦を制した。
単調な盛工投手陣を打ち崩した一高の基本に忠実な打撃は見事!
下位打線が2、3番の不振をよくカバーして着実に加点できたことは評価できる。
本塁死が2、リレードスチール失敗(サインミスか?)など細かい修正点はいくつか見つかった。藤原はとにかく立ち上がりと終盤を慎重に切り抜けてもらいたい。
盛工はストレートに的を絞り積極的なバッティングが目を引いた。
1番藤原、2番斉藤のコンビは夏に向けて要注意だ。とくに藤原は好選手!

2005年5月8日 (日)

2018年10月29日 | '04/9~'05/10チームの球跡
「'05.5.8春季高校野球・盛岡地区予選 2回戦 盛岡一高vs盛岡中央」

盛岡一高 3000000 3  藤原、石橋 - 小野寺
盛岡中央 121035X 12  武田 - 宇部

【一高】(二)橋本 (失策)4 (盗塁)0
【中央】(三)武田 (二)佐々木、武田 (失策)2(盗塁)2

【藤原(一高):投手成績】 投球回:2回0/3
(自責点)2 (被安打)3 (四死球)4 (奪三振)0

【石橋(一高):投手成績】 投球回:4回3/3
(自責点)8 (被安打)9( 四死球)1 (奪三振)0

【一高:打撃成績】
1.袖 林 ⑥ 3年 4-1
2.渡 部 ⑧ 3年 4-1
3.小野寺 ② 3年 3-1
4.藤 原①③ 3年 3-2
5.橋 本 ⑦ 3年 3-1 
6.宮    ⑨ 3年 3-0
7.奥 寺 ③ 2年 1-0
7.石 橋 ① 2年 2-0
8.佐 川 ⑤ 3年 3-1
9.櫛 桁 ④ 3年 2-0
H. 内 藤    3年 1-1

【評】
盛岡一高は初回、一死後渡部が遊撃内野安打で出塁し、小野寺内野安打、藤原の三遊間安打と相手の送球ミスを誘い1点先制。橋本は一塁ゴロに終わったが、一塁手の本塁送球が大きく外れ労せず2点を追加し3点先制。
盛岡中央は1回一高内野エラーで1点返し、2回には2安打で同点、3回には一高藤原の3死四球の乱調と適失に乗じ1点勝ち越しに成功。
藤原を継いだ石橋は4回まで安打を許さず順調な投球に思えたが、5回以降9長短打を浴びて8失点。
盛岡一高は2回以降堅さの取れた盛岡中央先発左腕武田の前に5安打、9三振に抑えられ突破口を見出せず敗退。

記録的には失策は4だが、捕球時の確実性がなく安打となった数も加えると実質的にはかなりの数ではなかっただろうか。。。
立ち上がりの先制パンチは見事だったが、逆に思わぬ展開になったことが選手に過度の緊張感とプレッシャーを与えてしまったような気がするのだが・・・守りに入ってしまった印象が強い。
盛岡中央は立ち上がりこそ地に足が付かない様子だったが、序々に地力を発揮。基本に忠実なセンター返しの打撃とヒットエンドランを多用した攻撃には迫力があった。
盛岡一高の力負けである。
守りを固めないと今日のような一方的な展開にもなりかねないので、敗者復活戦に向けて充分に調整を図って欲しい。昨秋のチームよりかなり守備力が低下している。

2005年5月7日 (土)

2018年10月28日 | '04/9~'05/10チームの球跡
「'05.5.6春季高校野球・盛岡地区予選 1回戦 盛岡一高vs盛岡商」

盛岡一高 320001000 6
盛岡商業 010000010 2

◆伝統校対決、盛岡一制す◆(5/7 岩手日報)

盛岡一-盛岡商の伝統校の対決は無失策の盛岡一が制した。安打数は盛岡商が上回ったが、失策の差が勝敗を分けた。

盛岡一は初回、1安打と2敵失などで3点を先制。二回は袖林友也(3年)の三塁打などで2点を追加。藤原貴紀(3年)はストライク先行のテンポの良い投球を披露した。

南舘秀昭監督は「ミスのない方が勝った。藤原は先頭打者を抑え、リズムが良かった」と振り返った。次は盛岡中央戦。小野寺諒主将(3年)は「自分たちのプレーをしたい」と気合を入れた。