評価
「一瞬の風になれ」で第4回(2007年)本屋大賞受賞の作者が陸上4X100リレー日本代表メンバーの2007年夏の大阪世界陸上(5位)から2008年夏の北京五輪(銅メダル、後に1位ジャマイカの失格で銀へ繰り上げ)をむかえるまでの姿を追ったノンフィクション。
メンバーの塚原直貴、末續慎吾、高平慎士、朝原宣治(走行順)への過酷な練習風景を織り交ぜながらのインタビューで、その人生にかける思い、レースに挑む心境を余さず伝える良書!陸上を見る目が変わりそう!佐藤多佳子さんありがとうございます!
【追伸】
大阪世界陸上のリレー準決勝後の遅い夕食をとりにリレーメンバー全員で「なか卯」に行ったとのエピソードに思わず笑ってしまいました(笑)。