白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

またもや同い歳!

2016年11月28日 | 読書

小田嶋(おだじま)は言う、
Jポップの歌詞や広告のコピーならまだ許せる。だが、いまやこの国では、ニュースや政治の言葉までもが「ポエム化」している!

この辺のくだりは面白く読んだが・・・どうも小生の苦手な理屈っぽさが目立つ文章で最後の方のCMプランナーとのポエム対談ははしょってしまった。

偶然にも小田嶋隆も小生と同い歳。

もみ洗いする女

2016年11月27日 | ノンジャンル
数か月前のことだ。

夕方、俺が自分用のマグカップを洗いに会社1階のシンクの前に行くと、総務部のR子が布巾を目いっぱいの力でゴシゴシというよりはゴッシ!ゴッシ!もみ洗いしている。

もみ洗い(もみ手洗い、と言うような気もする)を見たのはいつ以来だろう。俺が小さい頃、おふくろがやっていたのを見て以来か?む?それとも、長姉の家でもみ洗いする姉の分厚い手を見て以来か?

いずれ懐かしい思いが蘇って声を掛けた。

「ぢゃ~ずいぶん力入ってるな!?」
「ぶふっ(笑)」
「久し振りに見だ洗い方だ!」
「んだって、こーしないと汚れが取れないんだよーっ」
「まんずっ頑張れ!」
「はいはい(笑)」

まだ若い(?)のにこの逞しさ、見上げたもんだ。

そういえば、数日前にもまたまたもみ洗いしてらっけ!
さすがは、俺が見た分厚い手の女の子どもだけある。
血は争えない。

R子、なんのことはない俺に7人いる姪っ子の一人(笑)。

同い歳はウマが合う。

2016年11月26日 | 読書

今回も荻原浩さんの短編集。

荻原さんと小生は同い歳(1956年生まれ)。
つーごどもあり、「これわがる~」「あ~なづかしい~」っていう場面がかなり多い。

けっこう70年代ロックの話が出て来る。
イアン・ギラン、ピンク・フロイド、ブラック・サバス、イーグルス、ディープ・パープル等々。小生もハードロック、自分では区別がわからずプログレッシブロック(プログレ)と呼んでいた気がするが、読書同様狂ったように聴いていた。中でも一番好きだったのが(今でも)レッド・ツェッペリン!

おお!
ジミーペイジ!ジョンボーナム!ロバートプラント!ジョンポールジョーンズ!

リズム隊(ジョンボーナム、ジョンポールジョーンズ)の凄さと楽器と化したロバートプラントの雄叫び、ジミーペイジの神業ギター!震えが止まらなかった。

さーっ!
冬の陽光が差すリビングでこれからレッド・ツェッペリンだーっ!
ボリュームをしぼって・・・

【追伸】
どれも良いお話ですが「家族写真」にホロっと来ました。

同世代の悲哀がわかる歳になった、ということです。

2016年11月24日 | 読書

長い間読書から遠ざかっていた私は荻原浩の名はもちろん、直木賞作家だということも全く知らなかった。

書店でこの本を手にしたのは、君の名は。で何度も泣いてしまった直後だったので「8回泣けます」っていう手書きポップに誘われたから。私と同世代の男女そして家族の今、過去を描いた短編8作。むさぼるように本を読んでいた20代前半にはわかるはずのない中年男女の人生の機微。泣くこともなく読み終わったので「XXXX堂の嘘つき!」と思ったが(笑)、自分の人生が二重写しになった場面がいくつかあって、しばし頁を閉じてあの時を想った。

一高OB阿部君(東大)日報駅伝エントリー!

2016年11月22日 | 白堊スポーツ
盛岡一高OBの阿部飛雄馬君(東大1年)が明日行われる岩手日報駅伝、滝沢市チーム5区にエントリーされました。

阿部君は県内屈指の長距離ランナーでした。
高校時代の成績は下記の通りです(白堊スポーツ調べ)。

※SCは障害の略
◆3年生(2014年)
 ・東北高校選手権=3000㍍SC2位
 ・県高校総体=3000㍍SC1位、5000㍍2位、1500㍍3位
◆2年生(2013年)
 ・東北高校新人=3000㍍SC2位、5000㍍1位
 ・県高校総体=5000㍍3位 ※一高歴代最高記録
◆1年生(2012年)
 ・東北高校新人=5000㍍4位
 ・県高校新人=5000㍍2位

頑張れ!飛雄馬君!!!

たぶん生まれて初めて本読んで泣いた。

2016年11月20日 | 読書

何度も手に取ってみたものの
「いい歳して・・・」
っていう恥ずかしさから買わずにいたが、「世の流れに身をゆだねてみよう」と気持ちを整理し(ずいぶん大げさ)購入。

恥ずかしついでに告白するが何度も泣いた。
忘れていた心を思い出させてくれた一冊。

瀧くん、三葉、お祖母ちゃん、四葉、テッシー、サヤちん、みんなみんな私の心の中で生きているので映画は見ない。感動をありがとう!