白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

2019年、この1枚

2019年12月31日 | 白堊野球

一高の誇る頼れる4番高橋怜大の先制2ランで始まった試合はタイムリーエラーも重なり接戦に・・・しかし、1年生の菅、平井を継いだこれまた1年生右腕・佐々木裕平が好投、試合が落ち着くと20安打の猛攻で沿岸北地区第1代表の宮古商業を下し、盛岡一高久しぶりの(8年ぶり?)秋季県大会8強進出!ナイター試合でした。

2020年行ぐぞ甲子園!!!

魔術はささやくー宮部みゆき

2019年12月30日 | 読書

評価4
悪徳商法に加担していた3人の女性が自殺し、関係する男もガス爆発死。その後、伯父の人身事故に絡んで、自殺した女性の身辺を調べていた日下守(高1)に見知らぬ男から電話が入り、残る1人の女性にも危機が迫る。そして、公金横領で失踪した守の父の真相が・・・

金庫破り、サブリミナル効果、催眠療法、悪徳商法、同級生によるいじめなどのキーワードがちりばめられ、伯父さんの無実を立証してくれた男が幼い頃に行方知れずになっていた父だと思ったら実は父を殺した犯人だった、女性たちの死は自殺に見せかけた殺人だった、、、等々、とにかく複雑なストーリー。1つの話が終わったと思ったらいろいろな線が絡み合って物語が進行。「火車」「ペテロの葬列」「ソロモンの偽証」の要素が随所に見受けられ、宮部みゆきさんっもう降参です(笑)!

頑張れ!飛雄馬!!!③

2019年12月29日 | 白堊な人々
箱根駅伝、関東学連主将として出場する盛岡一高出身の阿部飛雄馬君(東大4年)最終区10区にエントリー!

以下、飛雄馬君の記事(スポーツ報知)

予選会で敗退した大学の選手で編成され、オープン参加する関東学生連合は、東大の文部両道ランナー阿部飛雄馬(4年)が10区に登録された。名作野球漫画「巨人の星」の主人公、星飛雄馬と同じ名前は、1980年夏の甲子園に山形南の一員としてベンチ入りした父・孝さんが命名。「実家に全巻あります。小学生の頃、ここから名付けられたのか、と思った。でも、父に野球をやれ、と言われたことはないですね」と笑顔で話す。公式アンケートに「人に夢を与える自分なりの『箱根への道』を! 東大と学生連合を箱根の歴史に刻み込む」と熱い抱負を書き込んだ男は、新春の大舞台に向けて、目にメラメラと炎を燃やしている。

バッテリーⅡ-あさのあつこ

2019年12月29日 | 読書

評価4

新田東中の1年生・原田巧、いよいよ野球部入部。
監督の「髪を切れ」の命令にも従わず「実力で試合に出てやる」とわが道を突き進み、その力を認めさせついにキャッチャーの永倉豪とのバッテリーでシーズン初戦の先発を勝ち取る。がっ、巧の態度が気に食わない上級生から襲われ背中を負傷し、トラブルの発覚を恐れた学校側が大会出場の辞退、部活の停止を決定。しかし、これに反発する巧たちは自主練習を開始!かなり面白くなってキマシター(笑)!!!

「周りに迎合しない。自分の気持ちを信じる。野球に向ける確固たる信念!」凄い中学生です!巧と豪、そして仲間たちの心の動きが丁寧に描かれていて、相当のめりこんで読んでいます。そして、弟の青波が可愛い!

バッテリー

2019年12月29日 | 白堊野球
今、バッテリーⅡ(あさのあつこ)読んでいます。

一高のバッテリーと言えば・・・

 ・小笠原ー高橋

 ・林ー金野

 ・石黒ー田巻

 ・菊池ー中村

 ・小野寺ー十良澤

中村圭太君以外はキャッチャーキャプテンです!

鎖(下)-乃南アサ

2019年12月27日 | 読書

評価5

女刑事・音道貴子シリーズ第3弾の下巻!
貴子の人質としての日常(犯人に顔を殴られ、腹を蹴られ、罵倒され、レイプ寸前まで痛めつけられる光景)が過ぎて行く。ストックホルム・シンドロームになりかけながらも、犯人の女(中田加恵子)と心を通わせたことが貴子の刑事としての矜持を呼び覚まし、監禁七日目にしてついに警察部隊強行突入!

いや~ 皇帝ペンギン(滝沢刑事)を中心とする貴子救出劇に涙、涙。そして、傷つきながらも加恵子の境遇に思いを寄せる貴子の熱い思いに胸を締め付けられる。

乃南アサさんの、無駄な気取りの多い会話もない、余計なうんちくもない単刀直入な文体は私の好み。音道貴子シリーズあと4冊あるし、乃南さんの作品読みつくすぞぉー!

鎖(上)-乃南アサ

2019年12月26日 | 読書

評価4

女刑事・音道貴子シリーズ第3弾!
貴子は占い師夫婦など4人殺害事件の犯人を警視庁刑事・星野とのコンビで追っていた。この星野がとんだ勘違い男で、貴子は単独で犯人の至近距離に誘い込まれ拉致される。前の相方・滝沢と警察の威信をかけての捜索が続くがなかなか貴子の居場所がつかめない。じりじりとした焦燥感の中、下巻へ。

貴子に勘違いプロポーズをして振られた腹いせに捜査への協力を拒否する星野。うぅ~腹が立つっ~バガ男!このバガ男を罵倒する滝沢と同僚刑事たちに感謝!そして、必死の形相で貴子救出にまい進する捜査員たちに感動!犯人に縛られ、顔も腹も殴られもう気力も体力も限界に近い貴子。もう捜査員たちは近くまで来ている!頑張れ!貴子!!!