
評価

県議会議員の妻・高倉陽子と新聞記者の相田晴美はお互いに児童養護施設で育った過去を持つことから親友となった。晴美がさりげなく語った話を絵本にした陽子の作品が新人賞を受賞したことをきっかけに、陽子の5歳になる息子が誘拐され、その犯人からの脅迫状によって陽子と晴美の「境遇」が明らかにされて行く。
う~む、、、湊さんの作品にしては薄っぺらいな~と思っていたところ、解説を読んで納得。テレビドラマのための書下ろしだったらしい・・・どうりでな~という感じ、深みがないし、全て中途半端。どうか、湊さんには、テレビのことなど考えないで伸び伸びと物語を紡いで欲しいものです。