評価
巨大化したザリガニ(後にレガリスと命名)が横須賀港に突然押し寄せ、停泊中の海上自衛隊の潜水艦に子供たち数人と自衛官2人が立てこもる6日間の物語。初動を任された警察機動隊ではレガリス駆除はかなわないのだが自衛隊の投入をなかなか決断出来ない政府。そして、潜水艦内では自衛官の指示に反抗する一人の中学生が思わぬ行動に出る。
機動隊、海上自衛隊、陸上自衛隊の作戦行動がかなりくわしく書かれていて、作者=「自衛隊オタク」の面目躍如(笑)。有川作品にしては所々生臭い表現もあり少し驚いた。まっそんな中にも、強面自衛官・夏木と高3女子・望のラブコメ展開もあり、あいかわらずのエンタメ作品。最後の場面がとても良かった。しかし、有川浩の少年少女の心の描き方は鋭いですね。面白かった!