評価
きんぴかシリーズ最終巻。①一杯のうどんかけ②真夜中の喝采③裏街の聖者④チェスト!軍曹⑤バイバイ・バディ
最終巻でのピスケン、軍曹、ヒデの動きは前2巻ほどではなくおとなし目。結果的には3人とも思うところがあり伝説の刑事・ゴンさんの許を離れる。最後の5頁(霧の中で)「地下鉄に乗って」を思わせる浅田次郎の世界で幕を閉じる。
私は、軍曹が昔ながらの郷士風土を脈々と受け継ぐ鹿児島の故郷に帰る「チェスト!軍曹」が面白かった!実は、かの地はリゾート開発が進んでいて、軍曹は家族の隠ぺい工作(芝居)にまんまと騙されてしまっていたのであった。妹のユメと鹿児島弁が良い!
※帯を見ると、ドラマの軍曹役がピエール瀧のようですが、ドラマには罪がないと思いますけどね