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ユリウス・カエサル ルビコン以前(上)-塩野七生

2022年04月08日 | 読書
評価5

再読(前回2020年5月18日)。
いよいよカエサル登場!紀元前100年のカエサルの誕生から、紀元前61年39歳で属州総督として南スペインへ赴任するまで。同時代のポンペイウスと比べて遅咲きの天才・カエサルは異性とのスキャンダル、借金まみれもなんのその、共和制から帝政への移行を念頭に元老院勢力の切り崩しを図るのであった。

カエサルの借金の使途は?
読書、長衣(トーガ)などの服装、友人との交際、愛人へのプレゼントなどであったが、民衆の人気獲得のために、私費を投じて、アッピア街道の大々的改修や剣闘士試合のプロデュースも行っていたらしい。

「何故カエサルが女性にもてたか?」の、塩野さんの分析が面白い!皆さんも参考に・・・とは思うが、なかなか出来るものではない(笑)。


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