メリーゴーランドー荻原浩

評価

再読（前回2017年1月6日）。
駒谷市役所に勤める遠野啓一はテーマパーク・アテネ村へ出向となり、旧態依然とした組織の中で赤字解消へと邁進。学生時代に入っていた劇団の風変わりな団員も大勢かけつけ、起死回生を目論むゴールデンウィークイベントへ突入！再生はなるか！？公務員奮戦記。

有川浩の「県庁おもてなし課」に続いて公務員が改革に取り組むお話。不思議の国のアリスをモチーフにしたイベント企画の場面が冗長すぎて話に没頭できない。荻原さんは短編の方が得意なんだろうかなぁ～？と今さらながらに思う。ちょっとホラーっぽい作品が混じった短編が手元にあるが、もう一度読んでみようかな！？