評価
再読(前回2017年5月9日)。
東京の中野に住む小6の上原二郎は5人家族。父一郎は元過激派の自称作家、母さくらは喫茶店経営、姉洋子は会社員、妹桃子は小4。理屈っぽい父はいたるところで問題の種をまき散らし、二郎は不良中学生との諍いが絶えない。そんな家族が父の故郷西表島への移住を決意。上原家の行く末は・・・?
一郎が教師、公務員、警察などに盾突く場面に「いいぞ!もっとやれーっ!」と声援を送りながら読み進む(笑)。あまりの屁理屈に大拍手!実はさくらも元過激派らしく、実家の老舗呉服屋と縁を切っているらしいのだが、二郎と妹の桃子が真実を知って、親に内緒でおじいちゃん、おばあちゃん、いとこたちに会いに行く様子がいじらしい。
偏屈な親に翻弄され続ける子供たちの西表島での生活がどう展開されるのか楽しみな下巻へゴー!
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