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終わらざる夏(上)ー浅田次郎

2021年10月23日 | 読書

評価4

再読(前回2018年1月29日)。
時は太平洋戦争末期。日本最北端の占守(シュムシュ)島へ盛岡出身の医師・菊池、翻訳家・片岡、軍曹・富永が赤紙で招集された。この島では帝国陸軍最強の戦車部隊が待っていた。3人の召集の真意はどこにあるのか?終戦直後の「知られざる戦い」の幕が上がった。

上ノ橋、加賀野、岩手銀行本店、岩手医専、盛岡中学(菊池と片岡は卒業生)、松屋デパート、中津川、岩手山等々、盛岡の街が随所に登場!盛岡弁もてんこ盛り!そして、赤紙一つで徴兵される理不尽さが痛いほど伝わって来る。

3人の運命や如何に!?片岡が担うことになる密命は?千島最北端の島へやって来るのはどこの国?オホーツク海、千島列島の地図を片手に中巻へ進む。




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