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ノルウェイの森(上)ー村上春樹

2021年05月04日 | 読書

評価3

初、村上春樹。ワタナベくんと直子は神戸出身で、直子の幼馴染のキズキを通して知り合った。キズキが自殺した後、直子は阿美寮という施設で療養生活を送るようになる。「死は生の対極としてではなく、その一部として存在している」この言葉の意味は?

大学生となったワタナベは学生寮へ入り、同室となった突撃隊との笑える交流や先輩の永沢(東大法学部)とコンビを組んだ女漁りが語られ、大学で知り合った小林書店の娘・緑が登場する。この後、直子との関係がどのようになるのか?を気にかけつつ、何を言いたいの?を胸に抱えつつ、下巻へ。

どうやら「ノルウェイの森」とはビートルズの曲らしい。と、いうことで、聴いてみたのだが正直ピンと来るものがなかった。ワタナベが読んでいる本、フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビイ」、トーマス・マンの「魔の山」が気にかかる。




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