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一郎、なかなか良いこと言うな~

2017年05月11日 | 読書

西表島にたどり着いた二郎たちは、父一郎が八重山地方の伝説の英雄オケヤ・アカハチの末裔だと信じる島の人々によって厚くもてなされ森の中の廃屋を改装して生活するようになる。しかし、リゾート開発をもくろむ業者たちと一郎が激しく対立。日本中のマスコミが上原家を取り囲み一郎の大立ち回りが繰り広げられるのだった。

島の住民の温かさと自然の美しさが行間に漂ってほんわかした気持ちにはなるが、上巻に比べて二郎が活躍する場面が少なく躍動感がイマイチでした~

そんな中、父一郎のなかなか良い言葉があったので紹介します。

「二郎。前にも言ったが、おとうさんを見習うな。おとうさんは少し極端だからな。けれど卑怯な大人にだけはなるな。立場で生きるような大人にはなるな」
「これはちがうと思ったらとことん戦え。負けてもいいから戦え。人とちがっていてもいい。孤独を恐れるな。理解者は必ずいる」

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