評価5
再読(前回2020年11月29日)。
1123年間、東ローマ帝国の首都に君臨したコンスタンティノープルは、マホメッド2世率いるトルコ軍によって1453年ついに陥落する。攻めるトルコ軍16万、守るビザンチン軍8千人の攻防を登場する人々の動きを追って語る一大歴史絵巻。中でも東西キリスト教会の合同に関する展開が興味深い。
コンスタンティノープルの陸側を囲む三重城壁の構造図面や城門配置図が織り込まれていて、攻防の様子がとてもわかりやくなっている。複雑怪奇な15世紀の政情をここまでの物語に仕上げる塩野七生の力量に改めて感服!
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1123年間、東ローマ帝国の首都に君臨したコンスタンティノープルは、マホメッド2世率いるトルコ軍によって1453年ついに陥落する。攻めるトルコ軍16万、守るビザンチン軍8千人の攻防を登場する人々の動きを追って語る一大歴史絵巻。中でも東西キリスト教会の合同に関する展開が興味深い。
コンスタンティノープルの陸側を囲む三重城壁の構造図面や城門配置図が織り込まれていて、攻防の様子がとてもわかりやくなっている。複雑怪奇な15世紀の政情をここまでの物語に仕上げる塩野七生の力量に改めて感服!
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