評価
ポアロシリーズ第一作。
スタイルズ荘の女主人エミリーが毒殺され、遺産相続に絡む夫アルフレッド、義理の息子兄弟ジョン、ローレンスに疑いがかかり、ジョンが被疑者として公判にかけられるがポアロとヘイスティングズが真犯人を暴き出す。ああ~また騙された!
最初にどうみても犯人だろーっ!
と思われた人間があまりにも条件が揃いすぎていて犯人から外されて、でも、最後はその人が犯人でしたぁーっていうストーリー(笑)。本当にアガサさんには騙されっ放し。今回は、毒物の調合具合も事件解決の重要な要素になっていて少しわかりずらかったが、相変わらずポアロの灰色の脳細胞は冴えわたっていた。
ポアロシリーズの事件を解くキーワードは「会話の記憶」「遺留品」「鍵」「変装」「遺産」。しかし、これが100年前の作品とはアガサ・クリスティー恐るべし!
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