白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

向田理髪店ー奥田英朗

2019年08月17日 | 読書

評価5

久し振りの私一番のお気に入り作家奥田英朗!
なかなか文庫本が出ないので待っていた作品。さすが奥田さん、実に面白い!痛快!ほんわかする!ホロっとする!やっぱり好きだな~奥田ワールド!
あと読んでいないのは田舎でロックンロールだけ。中古ストアに出るのを待たず本屋さんに行くしかないか・・・(笑)。

話は、今は寂れた北海道の元炭鉱町・苫沢町が舞台。
その町の向田理髪店の2代目主人・康彦(53歳)を中心に同級生、子供たち、地域住民がおりなす連作集(6作品)。①向田理髪店②祭りのあと③中国からの花嫁④小さなスナック⑤赤い雪⑥逃亡者

いや~みんな温かい。北海道弁がなんともいい。本当、心がホカホカと温まる素敵な物語、奥田さんありがとう!

豆の上で眠るー湊かなえ

2019年08月16日 | 読書

評価4

別名「一気読みの女王」湊かなえ。
もちろん寸暇も惜しまず一気に読了!

小1の結衣子にとって、いつも物語を読み聞かせてくれる小3の万佑子は自慢のお姉ちゃんだった。その万佑子がある日忽然と姿を消し、2年後に見つかった。しかし、結衣子は、姉と名乗る子に人知れず違和感を感じるのだった。大学1年生になった結衣子が帰省した時、驚きの真相が明かされる。

童話的な題名と独自のミステリー、いやはや、湊かなえさんに今回もやられました。

しかし、あまりにも結衣子がかわいそう!人間不信になって当たり前。みんな教えてあげようよ!

パソコン買わなきゃならんかな~

2019年08月16日 | 家族・自分
Windows7から10への無償アップデートに挑戦。

いい加減気を持たせておいてインストール直前で「アップデートできません」だと・・・ああ~づがれだ~

だいぶ前にはアップデートできたのにな~(この時は、使い勝手が悪く、すぐ7に戻した)。

キーボードの「L」強く叩かないと反応しなくなったし、新しいハード買わなきゃならんかも、やれやれ・・・

盛岡市長選挙

2019年08月14日 | 白堊な人々
盛岡市長選挙に母校同窓生が3人立候補する情勢だという。

一人は菜園の居酒屋のカウンターで同席して「名刺が欲しい」と言われて渡したところ、ハグされてしまった(笑)。一人は菜園の居酒屋2階の宴席にズーズーしく同席させてもらって名刺交換。もう一人は大通の居酒屋で飲んでいたとき「どうもどうも私がXXです。」と挨拶にお越しになった。うち二人はフェイスブックのお友達。

いろいろ主義主張はおありでしょうが、選挙が終わったら、ノーサイド精神で3人ともスクラムを組んで盛岡の発展にご尽力ください。住みよい私の老後をよろしくお願いいたします(笑)!

昭和史七つの謎ー保阪正康

2019年08月12日 | 読書

評価5

8月15日を前に太平洋戦争を検証する意味で、半藤一利さんは読みつくした感があるので保阪正康さんを手に取る。死ぬまでに見つけたいと思っている「日本人とはなにか・・・」に近づけるような記述に時の流れを忘れて読み耽る。

「今頃、俺らロシア語喋ってたかも?ね~ 日本分割統治、東日本社会主義人民共和国、なんてのを考えると、複雑な心境の8月半ば。」

なんて、友達にメール送ってしまいました。

変身ー東野圭吾

2019年08月11日 | 読書

評価3

平凡な青年・成瀬純一は暴漢に襲われ、世界初の脳移植によって一命を取り留める。この手術を境に絵画好きだった純一の性格は影をひそめ、別人の様相を呈するのだった。その原因を追究する純一はついにドナーの正体を知る。

じわじわと脳提供者(ドナー)の正体が明かされ、「ひゃ~この先、どうなってしまうんだろう」と、わくわくして読み進んだが・・・「えっ!?これで終わりなの・・・?」との感想。少しがっかり(泣)。いろいろなことが中途半端な感じです。