2月22日 おはよう日本
日本酒は、東日本大震災による影響が懸念されていたが、
去年の輸出量は過去最高を更新した。
被災地の蔵元などによる懸命の活動が好調な輸出を支えている。
この10年間で日本酒の輸入量が40倍に伸びている韓国。
さらに販路を広めようと
ソウルで被災地の蔵元が参加して商談会が開かれ
韓国のバイヤーに日本酒のよさをアピールした。
日本酒の奥深い世界を知ってもらおうと、
利き酒のレクチャーも行なわれた。
韓国では日本式の居酒屋がブームになっている。
関税のため、日本酒の値段は日本の4倍から5倍するが、
焼酎に比べてアルコール度数が低く、
おしゃれだとして人気を集めている。
今月からは規制が緩和され、
小売業者が日本酒を直接輸入できるようになった。
一方で、原発事故で広がった懸念の払拭が課題となっている。
パリで開かれた試飲会では、
津波でずべてを失いながら、
蔵を借りて再出発を図る岩手県大槌町の蔵元の酒などが紹介された。
「残念ながらおきてしまった原発事故による放射性物質の影響を
多くの人が心配しているのですが問題は無いのですか?」
「米を栽培する段階から厳しい検査をしていて
米となった段階でも検査をする。
かなり厳しい検査をし続けているが
今のところ問題があるものは検出されていない。」
「安心しました。
フランスに輸入されたものなら心配する必要は無いと思う。」
蔵元の担当者
「安全だということを証明している。
きちんと飲んで食べていただいて理解してもらえれば。」