日暮しの種 

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丸の内1丁目 バルバッコア クラシコ ~新丸ビル~

2013-08-15 20:00:06 | グルメ
  (食べログ)





JR 東京駅 丸ノ内口 徒歩2分
地下鉄丸ノ内線 東京駅 徒歩1分
新丸ビル6F
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懐かしい人の声が聞こえる

2013-08-15 19:41:31 | 編集手帳
8月11日 編集手帳

熱帯夜に、
禁断の果実だなあと思いつつ、
やめられないことがある。
エアコンの涼風と文庫本、
夜ふかし…の3点セットである。
規則正しい生活に勝る健康法はないというが、
天気欄が真っ赤に染まる今週を無事に乗り切る自信はない。

ドイツの哲学者カントは規則正しい生活習慣で知られた。
同じ道筋を同じ時間に散歩した。
あまりに正確なので、
通り道の家ではカントの姿を見て時計の狂いを直したと言われる。

哲学の講義で習ったカントの理論は、
耳から入って別の耳から出て行ったが、
一時、
霊魂の存在を確かめる研究に挑戦したという話は記憶に残る。

論文『視霊者の夢』(金森誠也訳、講談社学術文庫)で、
自由に霊界を出入りできるとされた、
スウェーデンボリという人物を考察した。
18世紀の欧州で評判を広げたその霊能者について、
偉大なカントが出した結論は、
疑わしくはあるけれど、
霊は存在していてもおかしくない、
と読める。

墓参りをして、
迎え火をして、
泉下の人と交わるお盆である。
耳を澄ませば、
懐かしい人の声が聞こえてくるかもしれない。
「いったい何時だと思ってるの!」等々。
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8月のうた

2013-08-15 08:00:02 | 編集手帳
8月9日 編集手帳

職場のテレビからから歌が流れている。
その季節か
と思う。
雲はわき 光あふれて…。
きのう開幕した夏の甲子園
高校野球の大会歌『栄冠は君に輝く』である。
古関裕而(こせきゆうじ)さんが作曲した。

誕生日も命日もこの月で、
“8月の人”とでも呼べそうな古関さんにはもう一つ、
8月にゆかりの深い歌がある。
こよなく晴れた青空を 悲しと思うせつなさよ…。
きょうは『長崎の鐘』を口ずさむ人もいるだろう。

何を繰り返してはいけないか。
何をなくしてはいけないか。
この季節、
二つの古関メロディーは問いかけてやまない。

スポーツを通して、
日本人が平和のありがたみを肌身で知ったのは東京五輪だろう。
開会式の行進曲も古関さんの作品だった。
2020年五輪の東京招致が実るかどうかのヤマ場を迎えて、
回想の映像とともに懐かしく接する機会があるに違いない。

歌人の秋葉四郎さんに一首がある。
〈究極の平和と謂いはめオリンピツクの勝者のなみだ敗者の涙〉。
古関メロディーの心に通じよう。
「オリンピツク」を「高校野球」と読み替えてしばらくは、
勝者と敗者の涙に酔わせてもらうつもりでいる。
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