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アルジャジーラがアメリカ進出

2013-08-21 08:01:45 | 報道/ニュース
8月21日 おはよう日本

アメリカのテレビ業界に新たな波が押し寄せている。
アルジャジーラと言えば
アルカイダの元指導者オサマ・ビン・ラディン容疑者に単独インタビューしたり
アメリカのテロとの戦いのテロとの戦いの巻き添えになった市民の姿を伝えるなど
欧米のメディアと一線を隔する報道のスタイルを打ち立ててきた。
そのアルジャジーラがアメリカで新たなニュース専門チャンネルを立ち上げた。

ニューヨーク マンハッタンのアルジャジーラ・アメリカの本社で
ニュース専門チャンネルの放送が始まった。
アルジャジーラ・アメリカの初めてのニュース・アワーへようこそ
中東カタールの政府を出資者とし
アメリカが推し進めるテロとの戦いに絶えず疑問を投げかけてきたアルジャジーラ。
そのアルジャジーラがいわば敵陣になるアメリカに打って出た。
アメリカ国内の視聴者に向けてニュース専門チャンネルを立ち上げたのである。
今年アメリカ国内で約5,000万世帯が視聴するテレビ局を買収。
ニューヨークやワシントンを筆頭に国内に12の支局を構え850人以上のスタッフをそろえた。
中東での成功を足掛かりに世界展開を図るアルジャジーラ。
世界各地に張り巡らされた取材ネットワークを駆使したた国際ニュースとともに
アメリカの社会問題を掘り下げた報道にも力を入れるとしている。
(アルジャジーラ・アメリカ エハブ・シハビCEO)
「我々は他のテレビ局よりも充実した取材網を持ち
 誰も取材できなかったものを伝えていく。」
アメリカでは既存のメディアの間に閉塞感が漂い
スポンサーの強い影響で報道番組のショービジネス化がすすんでいると指摘されている。
こうした現状に不満を抱く腕利きのジャーナリストたちがアルジャジーラのもとに集まった。
(CNN出身 デービッド・ドスプロデューサー)
「優れた報道と世間受けする報道は別。
 私がここにいるのは本物の報道を目指せるからだ。」
その一方で反米のイメージの少なくないアルジャジーラがどれほどの視聴者に受け入れられるのか。
疑問視されているのも事実である。
市民の間でも期待と不信感が交錯している。
「すばらしい。
 アメリカの視点だけでないバランスの取れた報道は大歓迎。」
「アルジャジーラはテロリストの放送局だ。
 同時多発テロで多くの人がなくなったニューヨークにいらない。」

真のジャーナリズムを掲げメディア大国アメリカに根を下ろすことができるのか。
それともさらなる反発をまねくことになるのか。
アルジャジーラ・アメリカの行く末に内外の高い関心dが寄せられている。

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