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記憶力低下の原因 脳のたんぱく質を特定

2013-08-29 08:00:02 | 報道/ニュース
8月29日 おはよう日本

老化に伴って記憶力が低下する原因となる脳のたんぱく質を特定したとアメリカの研究グループが発表した。
年を取ったネズミでこのたんぱく質を増やしたところ衰えた記憶力が回復したということで
研究グループでは人にも応用できる可能性があるとしている。
研究を行ったのはノーベル医学生理学賞を受賞したコロンビア大学のエリック・カンデル教授の研究グループ。
研究グループでは
33歳~89歳までの男女18人の脳のうち記憶にかかわる“海馬”という領域に注目し詳しく調べた。
その結果 
老化に伴って“RbAp48”というたんぱく質の量が次第に減っていることがわかったということである。
さらにネズミを使った実験で遺伝子を操作して脳の中でこのたんぱく質の量を増やしたところ
生後15か月の年老いたネズミの記録力が
生後3か月ほどの若いネズミと同程度まで回復したということである。
研究グループは
ネズミでの実験結果が人にそのままあてはまるかどうかについてはさらなる研究が必要だとしているが
老化による記憶力の低下は改善できる可能性があるとしている。
研究を行ったカンデル教授は
“将来手金は人にも役立てられるよう研究を加速させたい”と話している。
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