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ビジネスマンに人気 “夜の図書室”

2014-07-09 07:15:00 | ビズ プラス

6月29日 BIZ+SUNDAY


東京 渋谷の繁華街の一角に6月にユニークな図書室がオープン。
人気を集めている。
約5000冊が70畳ほどの店内を埋め尽くす“森の図書室”はまさに本の森。
絵本から学術書まで様々な本が並ぶ。
500円の席料を支払えばだれでも利用可能。
営業時間は夕方6時から深夜1時まで。
お酒を飲みながら読書を楽しむことができるまるで図書館とバーが融合したような空間である。
「仕事が終わった後にお酒を飲みながら家にない本を
 あまり時間を気にせず読めるところが面白い。」
「ふらっと来ることが出来ていいなと思って。
 夜までやっているのがうれしい。」
オーナーは子どものころから自分の図書室が夢だったという森俊介さん(30)。
職場と自宅以外に居心地のいい自分の場所
“サードプレイス”がほしいと考える人は少なくないと考えこの図書室を開いた。 
(森の図書室 森俊介さん)
「本が好きでお酒が好きで好きなものに囲まれて暮らせたらいい。
 僕の“あったらいいな”がスタートライン。」
本の紹介分が印刷されたコースターは
自分の好きな本をたくさんの人に読んでもらいたいと企画した。
開業にあたり森さんはインターネットを通じて出資者を募るクラウドファンディングのシステムを使って資金を集めた。
出資をすると図書室は無料で使うことが出来る。
するとわずか1か月間で1700人を超える出資者から合計9,500,000円が集まった。
サードプレイスに対する需要は予想以上に多かったのである。
出資者にはもう一つ特典がある。
お勧めの本を1冊この図書室に置くことが出来るのである。
出資者の一人IT関連企業で働く星野光慶さん。
「僕がお勧めした本がこういうところにあると感動する。
 自分が本棚づくりに参加できる。
 みんなで店を作っていける感じがわくわくする。
 読みたいけど出会えない本もある。
 来るたびに新しい発見があるので心地よい。」
サードプレイスに商機あり。
出資者の一人一人が参加してつくりあげる夜の図書室はまだまだ進化を続ける。
(森の図書室 森俊介さん)
「友達の家みたいな空間になれたらいいと思う。
 友だちの家に遊びに行ったときにおしゃべりや飲んだりしていると
 ふっと友達の家に置いてある本が目に入って『この本貸して』みたいなことが結構ある。
 そんな場所になったらいい。」

 

 

 

 

 

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