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“時間から成果へ” 働き方が変わる? ②長時間労働 どう減らすのか?

2014-07-11 07:15:00 | ビズ プラス

6月29日 BIZ*SUNDAY


東京墨田区の従業員37人 医療設備の会社。
病院のレントゲン室の設計などを行っている。
去年 成果を重視して評価システムを導入。
ところが業績を上げようとして長時間残業をする社員が少なくなかった。
(医建エンジニアリング 木村純一社長)
「人件費ですね。
 時間外の人件費が膨大な金額になる。
 社員の健康の面に関しても疑問を持つ。」
主任の鯨岡恭輔さんは残業は多い時で月70時間を超えていた。
鯨岡さんのある1日のスケジュールは
朝9時に出社して打ち合わせ
その後2つの病院をまわり
会社に戻って残業
書類作成や経費処理などをして帰宅すると午前1時を回っていた。
(鯨岡恭輔さん)
「残業が60時間前後の月もあればそれを超えるような月もあり
 もっと早く帰れないかなと思うときもある。」
どうすれば残業を減らせるか。
会社はまず自分で経費の精算ができるシステムを導入した。
移動に使ったICカードをタッチするだけで交通費の生産ができ残業の短縮につながった。
さらに仕事を分担することで残業を減らした。
この日 鯨岡さんは病院のレントゲン室など設備に関する書類をまとめなければならなかった。
残業しないと処理できないため同僚に協力を求める。
会社ではチーム単位で成果が評価される仕組みになっている。
仲間を助けることが自分の評価につながる。
(医建エンジニアリング 鯨岡恭輔主任)
「普通の時間に家に帰れるので
 家族で食事できたり子どもと過ごす時間が平日にとれるようになったのはよかった。」
(医建エンジニアリング 木村純一社長)
「成果は見えていますけどまだまだ改善の余地はあると思う。
 会社側の意見を一方的に押し付けるのではなく
 会社、従業員みんなで話し合ってより良い形にしていくのが重要。」





 

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