日暮しの種 

経済やら芸能やらスポーツやら
お勉強いたします

“ファンド”が企業を変える ①宝を見つけて企業を再生 

2015-05-08 07:57:43 | 経済フロントライン

4月16日 経済フロントライン


おしゃれな女性シロガネーゼが住む町 東京白金台に
ファンドの支援を受けるメガネスーパーが新たな店をオープンした。
これまで幅広い年齢層に販売してきたメガネチェーン。
ターゲットを40台以上にしぼった。
老眼に悩み始める世代のためにていねいに相談に乗る。
さらに専用の検査室を設置し最新鋭の機器を導入した。
「いろんな面でケアしてくれる。
 親切」そう。」
「ちょっと違いますよね。
 いつもの眼鏡屋と。」
創業42年のこのメガネチェーンは安売りを武器に500店舗を展開していた。
しかし新たに参入するライバルとの価格競争に巻き込まれ赤字に転落。
苦境に立たされた。
3年前 経営の立て直しに取り組み始めたのが“ファンド”。
ファンドから会社の経営陣として送り込まれた塚原俊哉さん。
塚原さんが目をつけたのが
かつてこの店で眼鏡を買った顧客のリストだった。
リストには20年前に眼鏡を買った若者たちのリストなど連絡先が残されていた。
いま老眼に悩み始めたこの世代にダイレクトメールを送り
店に呼び込む戦略を考えたのである。
(ファンド アドバンテージパートナーズ 束原俊哉さん)
「実数では全体として600万くらいあった。
 マーケティングという観点で見たときに必ずしも生かし切れてなかった。」
会社に眠っていた顧客リストという宝物を見つけたファンド。
その戦略が効果を見せ始めている。
(ファンド アドバンテージパートナーズ 束原俊哉さん)
「こういった資産がすごく価値を持ちうるのにもったいないことをしている。
 外からの目線
 他のところを見てきた目線が意味を持つ。」

 




コメント