明日はいよいよ文化祭です。
午前中には、2年生の合唱の練習を見にいきました。
あるクラスが「ハナミズキ」をうたっていました。ハーモニーがきれいで、女子も男子も一生懸命に大きな声を出しています。
生徒たちのその懸命な表情をみると、クラスの一体感が、強烈なインパクトをもってわが身に迫ってきます。中学生の力強さが伝わってきて、感銘をうけます。
そのような生徒たちのひたむきな態度に接すると、中学校にいてよかった、といつも思います。
この思いは、自分が学級担任をしていた頃と校長であるいまと、なんら変わることはありません。
文化祭は「表現」の機会です。ある生徒は歌や音楽で、自分の思いを表現します。またある生徒は劇やダンスで表現します。また、作品で表現する生徒もいます。
意思表示をすることが苦手
コミュニケーションが苦手
表現することが苦手・・・
最近の中学生は・・・、と揶揄する大人も世の中にはいますが、子どもの思いや願いはほとんど変わらないのです。
自分を表現することが少しだけ苦手になっただけです。
文化祭は、そのような子どもたちが、内に秘めた願いや思いを表現する機会です。
明日はぜひ、ご覧ください。