先日なブログで、悪質な人を傷つけるインターネット上の書き込みや投稿を抑制するとともに被害者救済のための法の改正のひとつとして、刑法の侮辱罪の厳罰化に言及しました。
インターネット上の悪質な書き込みに、1年以内の懲役か禁錮と30万円以下の罰金が加わったのです、
それを受け、昨年11月にYahooはヤフコメに投稿する際の携帯電話番号の設定を義務化しました。
それにより、まったく匿名での投稿はできなくなりました。
結果、どうなったのか。
「投稿停止措置」を受けるユーザーが12月・1月で56%減りました。
やはり電話番号の登録があると、不適切な投稿が減るのです。
ということは、極論すれば今までは意図的に人を傷つける書き込みを、投稿者が特定されないことに乗じて行っていた人がいたということです。
無意識で気づかず投稿していた人ばかりではないということです。
法改正は、一定の効果があるということになります。
法が整えば、さまざまな事情はあったとしても、犯罪は減ります。
それにより、行動が定式化されるようになり、人びとの意識が変わるのです。