わたしは中学生によく、モヤモヤした気持ちや悩んでいる場合、友だちやお家の人、先生など、誰でもこの人と思う人に相談したり、悩み話してみることをすすめていました。
思っていることを話すとは、自分がなんとなく感じていたことや気持ちが整理されてきます。
また、自分が発した言葉は自分の耳で聞きます。
そうなると、自分が置かれている状況を客観的に見ることや新たな「気づき」が生まれます。
悩んでいることを相談したら、笑顔で応じてくれてすごく楽になったという経験のある人もいるでしょう。
笑顔で受け止めてくれたので、悩みにつながっていた過去のできごとの意味が変わるのです。
そんな「相談」についてですが、相談する第一の目的は、相手に共感してもらうことです。
ああしなさい、こうしなさいといわなくても、ただ話を聴いてくれる人が一人でもいれば、確実に悩みの解決に近づきます。
ちゃんと聴いてくれる人は、相談しても「安全な人」なのです。
友だちから相談を受ける中学生、子どもから相談を受ける親、生徒から相談される先生の基本的な態度は「聴くこと」と「共感すること」です。
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