人間生きていれば、さまざまなことに出会います。
わたしの教職36年間で、中学生に関わってさまざまなできごとがありました。
そのいくつかを思い出して、いま思うのは・・・
人をコントロールするのは、できごとではないのです。
そのできごとに対する、わたしの見方がコントロールするということです。
私がはじめて中学生の進路指導をしたときのことでした。
家出をする生徒がいました。家庭に不満、学校生活にも不満がありました。
家出をする生徒を担任したこと。家出はできごとです。必死に生徒を探しました。
でも、なぜ家出をするのかを考えたとき、中学生の心理を勉強する機会を与えられているという見方をしたとき、探すのがつらいとは思わなかったのです。
つらいのは、家にいることができない生徒なのでした。
自分に起こることは、当人が、そのことをどう見るかによって意味があるかないかが分かれてくると思うのです。
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