大学が定員割れを起こす時代が来ると以前より懸念されていましたが、今春の入学者状況をみると、それが現実の問題になってきました。
今春に入学者が定員を割った私立大学は約半分の46.4%になりました。
この数字は、その前年度から15%程度大幅に増え、93校があらたに定員割れを起こしました。
この定員割れを起こしているのは定員が3000人以上の大規模大学はあまり変化がないのですが、300人とか400人程度の小規模大学で、大きく入学者が減っています。
この原因は少子化が進行していることもありますが、新型コロナウイルスの感染蔓延で、リモート授業が多く、「大学生なのに、キャンパスに行けない」という状況で、大学への進学をしなかった人が増えたことも関係しているのかもしれません(データはないですが)。
大学が淘汰される時代が来るのかもしれません。
いまや、大学は生き残りをかけて、特色を打ち出し魅力を高めることと広報活動に躍起になっています。
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