ゴールデンウィーク中ですが、外出を自粛する人が多く、人びとは例年とは異なる過ごし方を強いられています。
さらに、緊急事態宣言が延長される見込みで、外出自粛がまだ続きそうです。
しかし、なにかふっきれない思いがするのはわたしだけでしょうか。
多くの人が、なにか心配というか不安を感じているのではないでしょうか。
それは、新型コロナウイルス感染防止のために、何か対策をとったとしても、本当に効果があるのだろうか、感染の危険性がいつまで続くのかわからない。
だから、しっくりといかないのです。漠然としていて、明確でない状況のなかで、人びとは不安を感じます。
加えて、仕事がなくなるかもしれない、自分が感染したらどうしよう。このような心配をする人もいます。
こうして増幅された不安を感じながら、暮らしているのです。
あとは、我慢をしているということもストレスになります。
本来、人びとは自由に行動できるからこそ、気持ちが解放されるのです。
自由が制限されて我慢することは、大きなストレスがかかります。
「必ず終わりはやってきます。それまでみなさん、がんばりましょう」と、メディアを通じて鼓舞するメッセージを発する人もいます。
しかし、その終わりが見通せない中で、我慢することがたいへんなのです。
だから、不安と我慢の両方で、なんだか疲れるとなっているのが現状なのでしょう。
これが、「コロナ疲れ」とか「自粛疲れ」というものなのでしょう。
こんなとき、せめて先の展望が見えれば不安が軽減され、我慢する出口があると、我慢のしがいもあります。
「まだ今のままだと、感染が拡大するかもしれないので、緊急事態宣言を続けます」だけでは不安が続き、我慢するのがしんどくなります。
どんな状態になれば、緊急事態でなくなるのかが明確になればいいのですが、そうもいかない事情もあるでしょう。
私たちが精神衛生面で健康に、前向きに考え、ネガティブな情報ばかりを取り入れないことでしょう。
学校関係では、段階的に児童生徒の登校が始まるという見通しがたちました。
これは、子どもたちやおとなにとっても、新しい変化であり、希望の光が射しはじめています。
このような前向きな情報を歓迎したいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます