箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

虹が架かる

2020年03月09日 09時37分00秒 | 教育・子育てあれこれ

中学校の学級では、「卒業まであと〇日」と生徒たちはカウントしていて、「この仲間たちとも離れ離れになってしまう」という思いを高めていくこの時期に、突然の休校措置となりました。

 

感傷的な気持ちや、別れを惜しむ気持ちがかき消され、卒業式(箕面市は3月13日)を迎えることになります。

 

ともあれ卒業式シーズンです。

 

教師でも、生徒でも、感極まって涙を流すことがあります。

 

私は教師になって3年生を初めて担任した卒業式で涙を流しました。


昨年、校長を退任するときの卒業式の式辞を読んでいるときも、涙声になりました。


その涙について、次のことを考えます。

 

目に涙を宿すことがなければ、魂に虹はかからないのです。

 

ふつう色鮮やかな虹は、雨が降ったあとに空に架かります。

 

同じように悲しくて、あるいはつらくて涙を流したとしても、いつかは「希望の虹」が架かるのです。

 

涙を我慢せず涙を流すことで、心や気持ちが蘇生され、新しい希望が見えてくることがあります。

 

卒業式では、多くの人が涙を目に宿し、頬に涙を流します。

 



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