中学校の学級では、「卒業まであと〇日」と生徒たちはカウントしていて、「この仲間たちとも離れ離れになってしまう」という思いを高めていくこの時期に、突然の休校措置となりました。
感傷的な気持ちや、別れを惜しむ気持ちがかき消され、卒業式(箕面市は3月13日)を迎えることになります。
ともあれ卒業式シーズンです。
教師でも、生徒でも、感極まって涙を流すことがあります。
私は教師になって3年生を初めて担任した卒業式で涙を流しました。
昨年、校長を退任するときの卒業式の式辞を読んでいるときも、涙声になりました。
その涙について、次のことを考えます。
目に涙を宿すことがなければ、魂に虹はかからないのです。
ふつう色鮮やかな虹は、雨が降ったあとに空に架かります。
同じように悲しくて、あるいはつらくて涙を流したとしても、いつかは「希望の虹」が架かるのです。
涙を我慢せず涙を流すことで、心や気持ちが蘇生され、新しい希望が見えてくることがあります。
卒業式では、多くの人が涙を目に宿し、頬に涙を流します。
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