「結果」と「過程」(プロセス)をどう捉えるかは大切です。
学校でも、生徒が部活動で思い通りの戦績が残せなかったとき、たとえば大会での優勝ができなかったとき、おとなは努力したその過程こそが大事であると説諭します。
場合によっては、がっかりしている生徒を慰めるときにも使います。
「優勝はできなかったけど、みなさんが努力した過程は残っているから」。
それはその通りです。優勝するには、運も味方しないとできないこともあります。
その一方で、運がよく、たまたま結果を出せるときもあります。
しかし、きちんとした過程(プロセス)を経ないで出た結果は、たとえそれがいいことであったとしても、本物ではありません。
本物になりたいのなら、てっとり早く結果を出そうとしないことです。
努力というプロセスを重ねずに手に入れた結果は、すぐに崩れてしまいます。
それがほんとうの「プロセス重視」というものです。
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