
ロシアがウクライナを侵攻してから、半年以上がたちました。
この侵攻については、大々的にとりあげるメディアをはじめとして、企業や自治体や個人でもさまざまな方法で声をあげています。
学校でも、心を痛めた子どもが、平和を願うメッセージを出したり、生徒会が反対の活動をしたりしています。
これらのこと自体はとても尊い,大切な活動や動きであると思います。そして、私も速やかに侵攻をやめ、紛争が終結することを望みます。
ただ、すこしモヤモヤ感を覚えることもあります。
民衆が苦しみを感じているこのような地域はウクライナだけではないと思うのです。
世界を見渡せば、ミャンマーに対して、日本国内のメディアや人びとが大きな動きをしたでしょうか。シリアに対してははたしてどうだったのか。
メデイアの力が人びとに与える影響はやはり大きいです。
侵攻される国の人びとにとっては、どんな攻められ方をしても,生活が破壊され、幸せな日常生活が送れないのは同じです。
そのことに軽重はないのです。
しかし、メディアは「選んで」ニュースにしています。意図的か自覚的に選んでいます。
そのメディアから選ばれた情報に「おどらされる」私たちです。
あらためて、メディアの役割は大きいと思います。公平で公正な記事の扱いを求めたいと思います。